第1話 あれ?一話目にして死ぬんじゃ...
俺の名前は保谷 真樹《ほうや まき 》という。色々あって今はとある異世界にいる。
さてさてお決まりなんだが小説や漫画ではこういう時にはチート的な何かがある。
はっきり言って小説や漫画みたいにうまいこといくわけがないと思ってステータスを見たらありましたわ。
それがスキル"補正"だ。
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補正
自分が敵と認識した相手のステータスを
自分に上乗せする。
なお、倒したなど相手に対する敵意がなければ
上乗せは解除される
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強くないですか?
さっき試したがなんと相手のスキルも上乗せしてくれるみたいだ。
死なない確定ですね。はい。ありがとうございます神様!
ということで魔王、いるかもわからないけど魔王を超えたという事ですね。
ゲームみたいにレベル上げしなくていいんで楽だね!
あとは金問題が解決すれば言うことなしだな。
今更だが俺がいるここは一番弱い魔物しか湧かないところらしい神様に教えてもらった限りだと北に真っ直ぐ行けば最初の町につくらしい。
あとそこの町で冒険者になれるそうだ。
ということで無敵?スキルを手に入れた!!町に向け出発!
着きました初心者冒険者が集まる町に。門番とかは特に居なくてすんなり入ることができた。
今俺の手持ちの金は5000コルつまり5千円だ。
神様から貰ったもので野生の山賊を殴って奪ったりしていないのでご安心を。
冒険者ギルドに入って受付の女の人に話しかけた。
「冒険者ギルドにようこそ!」
「冒険者になりたいんですけどどうすればいいですか?」
「初めての方ですねご説明いたします」
説明を聞いてギルドカードを発行した。ギルドカードは自分の証明書になるなど色々便利だ。あると思っていたがやはりランクと言うものが存在するみたいだ。初心者つまり俺は最低ランクのEだ。最高ランクはSで勇者とか戦争で俺TUEEEをやっている連中のことだ。
クエストボードという物にクエストが書いてあるんだがEランクのほとんどがここに来る途中で倒したのばかりだった。一先ずEランクの中ではたくさん金が貰えるクエストを受注した。
内容はゴブリン6体の討伐だ。
魔物を倒すと遺体が消えてアイテムが残るので思っていたより楽だな。
ゴブリンを倒しに森に来たのだが...何あれ?
綺麗な青色の大きいドラゴンがゴブリンなどの雑魚魔物を食べているこの世界に来て一日もたっていないんだがボス的なやつがもうきてしまった。どうしようか?動いたら絶対ばれるよな...もういいや倒すか大丈夫でしょと自分に言って飛び出した。
近くで見るとすごい大きく見えた。スキルが発動したのかかなり体が軽くなった動きやすいが、俺がここまで強くなったということは俺の目の前にいるこいつはめちゃくちゃ強いということにもなる。
しかも相手は翼を持っているので恐らく飛べるはずだつまり...俺、死んじゃう!
まず飛べないように翼を潰す!そう考えた俺はドラゴン目掛けて走り
攻撃をよけて翼にジャンプしてボロボロにしてやった。動きが遅いのは体格さだろうこいつより俺の方が圧倒的に小さいし軽いからな。
急にドラゴンの動きが変わったさっきより2,3倍は素早くなっているぞ。
あっ...そうかこいつのスキルには"身体能力強化"というのがある。
その名の通り身体能力を倍にするスキルだ。ならば...ということで俺も使ってみた。
さらに体が動きやすくなった。だがドラゴンの目が最初の時とは違い殺気だっていた完全に俺を敵と認識したみたいだ。
あっちから向かってきた早すぎてよけるのに必死で反撃出来ない。
「やば...」危なかった髪をかすった顔に...いや体のどこに当たっても死ぬなこれは。
体力的にそろそろなので...すてみ覚悟でいくことにした。
攻撃をギリギリのところでよけたと思ったら力をためている様子だったので急いで相手の下にいき「終わりだ---」そう言ってドラゴンの顔を全力で殴った。言葉にできないような声だし
かなりの音を立てて吹っ飛んだ。全然生きた気がしなかった。
ドラゴンの体が消えてアイテムが沢山出てきた。ついでにレベルもかなり上がった。
ゴブリンを倒しにきたのにドラゴンを倒してしまった。ドラゴンが元々いたところには沢山の他の魔物のアイテムが転がっていた。その中にはゴブリンのドロップアイテムもあり結果的にはクエストクリアだ!
俺のスキル無敵スキルとか言ったのは誰だよ~まじで死にかけたわ。異世界に来て一日もたっていないのに死ぬとかシャレになんないんだが。
戻ってギルドのお姉さんに報告した。
「はい、これが今回のクエストの報酬です」
と言って420コル受け取った。
倒したドラゴンのことはなんか面倒そうなので言わなかった。
俺のスキルはステータスをパクることはできてもその対象の経験をパクることができないので油断しないようにしていこうと心に刻んだ。
今回は最初敵視されていなかったから良かったけど今後そうとも限らないんだろうなとか考えながら歩いてた。強い相手を見つけたら戦わないで逃げていくスタイルでいきたいな~なるべく。
今日色々あり過ぎて肉体的にも精神的にも疲れたので夕食を食べずに宿をとって今日は寝た。
全然楽々じゃない件について。
感想等よろしくお願いします!




