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〜これまでのあらすじ〜

5/9/19:00より連載再開します。

よろしくお願いします。

 新米冒険者ミイナは薬草採取のクエスト中にスライムと遭遇、敗走した所で今度はドラゴンと遭遇する。圧倒的強さを誇るドラゴンの前に為すすべなく諦めるしかないミイナだが、黒き青年に命を救われることとなる。影を操る影魔法を使う不死の青年シオン。彼に命を救われ、その強さに憧れたミイナは彼に弟子入りを願い受け入れられ、彼の弟子となる。これが全ての物語の始まりであった。


 シオンの弟子となったミイナは日々筋トレをし身体を作る。やっと筋トレ以外を教えてもらえると思えば、教えられるのはひたすら身を守る術ばかり。逃げる、避ける、受身など守る術だけで攻撃の術をシオンから教わることなく修行を続けるミイナ。


 だが、ミイナの師匠はシオンだけではなかった。天使の様な可愛さのリン、ナルシストでエセ紳士のコウジ。彼らからも教えを受け太刀筋や心得を知る。この三人の師匠以外にも、ドン・オーガストやジャスティス・ロウなどの達人達と関わり日々成長していくミイナ。失敗ばかりで成長スピードもゆっくりだが一歩ずつ歩みを進めるミイナの日常。その平凡な日々が続くと思われたが、それは崩れ去ってしまう。マルク=ブラウンとの再開によって。


 ミイナが冒険者となり、シオンに弟子入りするきっかけとなった青年マルク=ブラウン。彼はミイナの忘れていた記憶、ミイナの村を壊し、両親を殺し、全てを奪い去った張本人。

 彼との再開により一時的に記憶を取り戻すが、目を覚ますとまた忘れていたミイナ。しかし、自身の全てを記録している影を読み解き、記憶の追体験をすることで思い出すことが出来ると知る。だが、それは忘れ去らないといけない程辛い記憶を思い出すということ。多大な危険を伴うことで、シオンからも勧められなかったがそれでも思い出すことを決意するミイナ。そして、黒き影に包まれ、過去の記録の追体験へ。


 過去の温かな日々。村の人達、優しい両親、温かな日々を追体験し、思い出す。いつまでも続くと思われた温かな日々。しかし、それは崩れ去る。マルク=ブラウンによって地獄と化した記憶、忘れないといけなくなる記憶。それを追体験し思い出し、記憶の追体験を終えるミイナ。

 そして、そんなミイナを黒一色の影の世界で待っていたのは他でも無いミイナであった。


 ミイナとまったく同じ顔の少女はミイナの全てを記録しているミイナの影であると告げる。その影から過去のミイナの醜い心情を暴露され、影の言葉に心を壊される。壊れたミイナを影は飲み込んでいく。影がミイナとして生きていく為に。影へと飲み込まれるミイナ。だが、そんなミイナを救ったのは師匠達と過ごした日々の記憶であった。

 そして、その記憶により立ち直ったミイナは影を受け入れ全ての記憶を思い出す。


 思い出した記憶。マルクとの因縁。それに蹴りを付ける為にミイナは師匠達と共にマルクとの戦いに挑む。

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