表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移したのでとりあえず冒険する  作者: タクミーン(★。☆)/
第1章 幼少期 勉強します
5/16

お勉強します(^0_0^)

魔法とは、この世界の理に干渉し、様々な奇跡を操る方法である。例えば、無から火や水を出したり、無風から風を起こしたり、その奇跡は数知れず存在する。だが、魔法は魔力というエネルギーがなければ奇跡を起こすことはできない。これは世界の、ハルバトスの性質からなる。ハルバトスは大気に魔素という、地球には存在しない元素がある。この魔素は魔物や魔獣を構成するものであり、魔力を生み出すものである。人間はこの魔素を体内に吸収することで魔力を生み出す特殊器官から魔力を抽出し外に放出する、ただし、魔力を放出するだけでは、魔力は大気中で魔素に還元されてしまう。そこで人間は、魔法式を開発し、魔力に属性を持たせ、それを放出することで奇跡を起こした。そこから、原初の魔法式を基礎とし、様々な魔法がつくられた。火・水・土・風これらを四大属性とし、光・闇・無これらを特殊属性としこれらの属性を基礎とした。そこから、属性別に魔法の種類を分けた。

赤魔法・・・火、風から派生した雷の属性。

青魔法・・・水、水から派生した氷の属性

緑魔法・・・風、土の属性

黒魔法・・・闇の属性

白魔法・・・光の属性

唯一無属性の魔法は固有魔法とされている。

後は補助魔法等がある……


「ハァ...、やっと終わった…」


ため息を吐いて、トーヤとシルフィ兄妹お手製の机に突っ伏しているのは、今さっき魔法の座学を終えたゼレフ・エマリウスである。


「魔法ってすごいんだなぁ、それに前の世界にはなかった魔素とか、魔力抽出器官っていう、内臓があるし、ぁ~…早く魔法やりたいなぁ」


「ふふ、ダメよゼレフ。まだ勉強は終わってないんだから。それに実戦でやるのは少なくとも自分の属性がわかるまでよ」


この世界の人間には、それぞれ得意とする属性がある。もちろん、他の属性は使えるが如何せん、得意な属性に魔法の実力が偏ってしまう。それでも、他の属性が使えた方がいろいろとお得なのである。


「はぁーい。わかったよ。母さん…」

(あぁ…早く魔法使いたい…異世界にきたならやっぱり定番の魔法つーかーいたーいぃぃ。だが、まだ我慢だ…後少しで座学が終わる、そしたら…魔法使える…!!)


「じゃあ、次はジョブとスキルについてね。まず、ジョブというのはその人が得意な職のことね。ジョブには、戦闘系、生産系、特殊系があるわ。戦闘系は戦闘職、生産系は生産職、特殊系は、勇者や賢者が当てはまるわね」


(何?!勇者だとぅぅ!!)

「母さん、勇者って俺でもなれるの?」


ゼレフの質問に、リベリアは首を横に振った。


「いいえ、誰でもなれるという訳ではないの…特殊系のジョブはいわばその人の素質であり、才能でしかなれないわ。用意になれないから、才能と素質に偏っているから、特殊系のジョブはその人だけの、唯一つのジョブなの…でも大丈夫よ!ゼレフなら最高のジョブにつけるわ!」


そう、一般的な戦闘系や生産系は誰でもなれるジョブである。が、特殊系は正に特殊なジョブであり、今までなれた人はいるが二人いたことはない。その人だけのジョブなのである。


「さぁ、続けましょう。ジョブにはその職のためのスキルがあるわ。剣士なら、剣術スキルとかね。他にも、その人だけの固有スキルがあるわ、これはよっぽどの努力と才能がないとダメね。」


「なるほど」


「それにスキルはジョブに固定されないからね。スキルにはクラスがあってF~Sクラスの段階に別れているわ。最初は基本Fクラスからだけど、希に最初にBクラスからのスキル持ちもいるわ。」


「スキルのクラスを上げるのってどうやるの?」


「スキルのクラスをあげるにはスキルポイントが必要よ。生まれつきスキルポイントが高い人もいれば、全くない人もいる。でもスキルポイントは魔物を倒せば貯まるから、使いきっても大丈夫よ♪」


(そっかぁ、スキルってスキルポイントあれば上げられるんだ…でも考えてみても、スキルポイントでしかあげられないのか…。まてよ?じゃ固有スキルはどうなんだろ?)

「ねぇ、母さん。固有スキルにもクラスってあるの?」


「いい質問よゼレフ。固有スキルは何故かクラスがないの。これが固有スキルが固有スキル足る所以ね。」


固有スキルとは、ある種の才能である。その人だけのもつ能力が固有スキルであると言える。だが固有スキルは、ある種の才能である。だからこそ取得しにくいのだ。


「これで今日の勉強はおしまい。次からは魔法の実戦してみましょうか?」


「え?ほんとに!?」


「えぇ、でもお父さんの許可が降りたらね♪お母さんと一緒にお父さんにお願いしましょうか。」


「うん!お父さんにお願いする!!」


ちなみに、この後の夕食に頼んだらあっさりと許可が降りました。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

場所は変わって女神様~のところでーす。


「いやー、今回退屈でしたね~(о´∀`о)

まぁ唸るゼレフ君もいいですけど♪」


マリエルさん今日は除いただけみたいです。

おや?リルエルさんが来ましたよ。


「姉さん、ちゃんと仕事してますか?」


「ぁ~、リルちゃん♪大丈夫だよ~(о´∀`о)ちゃんとやっといよ~」


「ほうほう、ならなぜ私のところに大量の書類があるのでしょう?不思議ですね?」


おやおや?なんだか怪しくなってきました?


「え~と…その~…まぁ、リルエルちゃんならまだかな~って思って……f(^ー^;」


「それで私のところに丸投げしたと」


「丸投げじゃないよ~、ゼレフ君の報告書だけはやったよ~(о´∀`о)」


このマリエルは……私でさえたまにしか見れないのに……


「ほ~う、残念ですね~?ちゃん仕事したらご褒美に、姉さんの最近お気に入りの幸助さんの世界のプリンあげようと思ったのn…」


「今すぐやりまーす!!!!うおぉぉぉぉ待っててね!!プリンちゃん♪!!((o(^∇^)o))」


「この姉さんは……」


あの~、私の分は…


「ちゃんとエルヴィス様のもありますから…」


やったぁぁぁぁ!私もお仕事頑張ろー!!


「大丈夫でしょうか...?」



プリンは偉大なり(^∧^)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ