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異世界転移したのでとりあえず冒険する  作者: タクミーン(★。☆)/
第1章 幼少期 勉強します
3/16

新たな始まり…

赤ちゃん、始めました


「…お、おぎゃあぁ…おぎゃあぁ」


この日、ハルバトス西大陸の西方諸国の一つ『ルワンダ』で新たな命が生まれた…

そう、異世界ハルバトスに女神エルヴィスによって転生した香山幸助君です。この小さな赤ちゃんは大きな産声を上げて、二人の男性と女性が歓喜の声をあげた。


「やった…生まれたぁぁぁぁ‼」


「ハァ…ハァ…、やったわ!無事に生まれた!!」


(……あれ?俺確か女神様の所にいたはず…?って、ぇぇぇ!?あ、赤ちゃんに、俺赤ちゃんになって…あぁ、そういえば女神様が『赤ん坊に転生します』って言ってたな…何だか変な気分だ。じゃあ俺の目の前にいるのは俺の父さんと母さんかな?どっちもかなり美形だな…)

「おぎゃあぁぁ、おぎゃあぁぁ」


幸助君、気がついたみたいですね♪それにしても…か~わいいですね~(о´∀`о)まだ泣いてるけど、まぁるい体に小さなお手てに小さな足!すごく抱き締めたいですね‼…っとと、ナレーションしなきゃ、また怒られちゃうよ…

※それは自業自得です


「お~ヨシヨシ、大丈夫だよ~♪僕がパパでちゅよ~♪」


(うお?!いきなり抱き上げられると、変な違和感があるな…それに何だか安心してきた…)

「おぎゃあぁ、おぎゃぁ……う~、…すぅ…すぅ…」


「あらあら、寝ちゃったわね。」


ここで紹介いたしましょう!皆さんもお気づきかと思いますがこの男女の若い二人はこの世界の幸助君の両親、男性がオルター・エマリウスで女性がリベリア・エマリウスです。まぁ二人の説明はおいおい説明しましょうかね。(めんどいし)

…あ、ちょちょ待って下さい!めんどくないです!!やります!やりますから!…あ待って…頭グリグリはやめ…ぁぁぁぁぁ!!?いだだだ!!すいません説明します!!めんどくさがらずにやりますからぁ…グリグリはやめて……ふぅいたかったぁ…

( ノД`)…きっついすよ、グリグリィ…

…ごほん!え~、男性のオルター・エマリウスは金髪蒼眼で髪を肩まで切り揃えていてとても穏やかな表情をしています。リベリア・エマリウスは銀髪緋眼で腰まで伸ばした髪を翡翠色の蝶のバレッタでまとめています。この二人のジョブは…まぁ後のお楽しみとゆうことで♪

オルターが小さな赤ちゃん幸助君をリベリアの横にそっとおいて寝かせました。あぁ寝顔もなかなかかわいいなぁ…♪


「あぁ…まるで天使のようだね。」


「えぇ、とてもかわいいわ…♪」


確かに!!今の幸助君はとても天使のようで…ほっっっとに同感です!!!あぁ今すぐペロペロした…ぐほぉ…これは…不可…効…力…です……ガクッ

※今のは完全にアウトです


「この子の名前はなんにしようか?」


「そうねぇ、男の子だし強く育ってほしいわねぇ。」


「…そうだ!遥か昔にこのハルバトスに現れた英雄の名前はどうかな?」


「いいわね!それにしましょう!」


「じゃあ…この子の名前はゼレフ…ゼレフ・エマリウスだ!」


「ゼレフ・エマリウス…、強く逞しく、彼の英雄のように優しく育ちますように…」


「あぁ、願わくばこの子に女神のご加護を…」


「「これからよろしくね!ゼレフ♪」」


「あ、あぅ~」


………こうしてハルバトスに女神によって転生した香山幸助は『ゼレフ・エマリウス』としてこの世界に生まれた…後にこのゼレフ・エマリウスがハルバトスにて様々な出会いと別れを繰り返し、やがて太古の英雄のように、本当の英雄となる大業を果たすのだが…それはまだ…誰も知らない


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

同刻、香山幸助もといゼレフ・エマリウスがハルバトスに命をもったとき、女神エルヴィスは…


「きゃぁぁぁぁ‼かわいぃぃぃ‼」


ゼレフの赤ちゃん姿に、かなり興奮していた。


「なんと…なんと美しいのでしょう!まだ幼いながらも、幸助さんの面影残るその姿…♥エヴィ(エルヴィスの愛称)は…とても興奮してしまいます……♪」


………えぇ、これがあの女神エルヴィスです…よ?まぁ今は取り乱してますが、本来は慈愛溢れる微笑の美しき女神なんですよ?…ただ、かわいいもの好きで、赤ちゃん幸助君に…あ、今はゼレフか。その赤ちゃんゼレフに正気を失ってますが…

まぁ、仕方ないか。出会って一目惚れして、それに…チッ…好きな人にかわいいって言われましたし?ゼレフ君にゾッコンなのはわかってますが…何かこう、イライラするというか、リア充爆発しろみたいな……ハァ...ゼレフ君、エルヴィス様攻略しちゃって、責任とれるのかなぁ?

※それはわかりません


「ハァ...♥……はっ!私としたことが…少々興奮してしまいました…」


※少々?

まぁまぁ(* ̄∇ ̄)ノ


「幸助さん…いえ、ゼレフ・エマリウス、これからの貴方の行く末、ちゃんと見守ってますからね。」


※それはストーカーでは?

まぁまぁ(* ̄∇ ̄)ノいいじゃないですか♪恋する乙女って感じですし♪

※女神です

まぁまぁ(* ̄∇ ̄)ノ恋する乙女なんですよ。

………

こっちはこっちで、女神様が乙女になってストーカーやろうとしt…


「違います!!見守ってるんですo(`^´*)」


………女神様が見守っています...


がんばれ(о´∀`о)ノゼレフ君!



な~んか女神様のストーカー疑惑が…まぁとりあえず応援しましょう…ゼレフ君を

女:私は?!

………女神様も

部:…とりあえず仕事してください

女:はい...

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