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プロローグ

冒険者。




それが出来た当時はとても魅力的な言葉に聞こえただろうし、事実希望者も多かったその職業であるが、概念の創立から約400年たった今ではその言葉に魅力を感じることもなく、強いて言うならその給料に憧れるくらいのものに成り下がっている。


モンスターが現れたから、駆逐するため冒険者が生まれ、

冒険者が依頼を受けやすいようにギルドが出来、

だんだんとモンスターと無関係の依頼がギルドに舞い込むようになり、

気が付いたら冒険者は冒険しなくなっていた。


単なる便利屋である。



それでも一応学校の選択科目で冒険者訓練があるのは事実だし、(ほぼ給料目当てであるとはいえ)毎年結構な数の希望者がいるのも事実。



そんなわけで海沿いの街ジルナリアにあるちっちゃな酒場兼ギルド、『ナスタリック』にも今年の入団希望者がやってきたのであった。



学校を卒業したばかりの、幼さの残る少年少女が4人。









ナスタリックのメンバーに加わったのであった。

用語解説


冒険者…モンスターを淘汰するために作られた職業。ギルドで依頼を受け、それをこなす。その働きにより給料が決まる。近年はギルドにモンスターと無関係な依頼が舞い込むのでだんだん便利屋と化してきている。詳しい事情については本編にて解説。


ギルド…冒険者が依頼を発注するための場所。一つの地域に最低一つある。冒険者が稼いだお金の三分の一はギルドのものになる。


モンスター…約400年前に現れた怪物。町には基本的に現れない。倒すとジスという金色の塊が手に入る。

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