お荷物到着
とある大型ダンボールが俺の家にやって来た。
怖くて中身はまだ空けていない
送ってきたのは山奥でひっそりと研究をしているソネおじさんからだ
親戚であるのに指で数えれるほどしか会ったことが無いけど
自分の好きなことばかり研究していつも楽しそうなソネおじさん。
しかしこの荷物は何だ?
もう何十年も会っていないのに送ってくるなんて・・・。
うーん・・・。わからん。しかし開けるのもなぁ・・・
まさか法的にやばいことでもしでかして
バレたらまずいって事で隠すためにブツを俺に送ってきたとか?
・・・まさかそれは考えすぎか。
どっちにしろ気になるんだから開封してみるか
物によっては返せばいいんだし。ラフにいこう!
ソネおじさんは悪い人じゃないし!山奥の山菜でも入っているのだろう!
無理やり自分に力強く言い聞かせて
少年はまるでパンドラの箱を開ける気持ちで
恐る恐るダンボールの箱に手をつけた。
開けてみると箱一面ぎっしりと新聞紙を丸めた塊が
ダンボールの中身を覆っていた俗に言うワレモノ系が入っている感じだ。
全く検討がつかないがここまできたなら何が入っているか確認するしか無い
少しずつ少しずつ紙くずを掻き分けていたら箱の中から顔が出てきた。
うわぁぁあああああぁぁっッ!!!
まさかの想像もしない出来事に少年は腰を抜かせて後ずさる