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エッセイ

メモアプリに没作しかないんだけど、どうする?

作者: chise

 おっしゃー!!小説書けたー!!

 よーし、明日朝に予約投稿して寝よ。


 翌日朝


 なんだこの■■は!?


 という現象を人生で星の数より経験しています。共感してくれる人はいますでしょうか。いないか。みんなの小説って面白いからな。


 なかなか満足いく文章とは難しいです。常に「自分のこれは面白い。最高」って思える人、本当にすごい。


 さて翌日とはいいましたが、私は書き終わってさらさらーっと読み返すだけで「うわ、最悪」となることも多いです。そのせいでチャンスの若い芽を潰している?そんなこともあるかもしれません。ですが、チャンスをつかみ取った作品が満足していないものというのも嫌なのでいいです。


 なんてこだわっているうちに、投稿頻度が少ない低浮上ユーザーと化してしまいました。本当は、毎日認証コードを送り続ける、用心深いなろう大好きユーザーなのに……。


 でも、いつか満足いくのが書けるはずだ。そしたら投稿するんだワクワク。そうして書いては消しを繰り返しているうちに、没作品が溢れかえってきました。いえ、誇張です。言うほど多くないです。20くらいだと思います。ちゃんと保存しているのは9作。


 アイデアだけで没にしたり、忘れたまま放っといてしまった作品を含めれば、多分三桁いく。


 もう「投稿しようと思ったけれど没にした作品集」としてシリーズつくってまとめればいいんでしょうか。でも、作者自身が失敗作だと自認しているものを、わざわざ読んでくれる人なんているのかな……。


 だけど私の処女作(本当は違うけど)は、満足いかないまま一応投稿してみたものなんです。それで一番の評価作となっているわけです。やはり自分の出来不出来は信用しないほうが良いのかもしれません。


 でも……やっぱりなんか投稿しにくい……。


 いやいや自信持とうよ!!


 10000字でも3000字でも500字でも、文を書いた!人口の多数派は書きやしない、小説たる長い文章を書き上げたんだ!


 なろうには文字が溢れてるから気づかないけどさ!それだけで誇れるっしょ!


 だから、例え醜態を晒そうと、誰も読んでくれなくても、書いたは書いたなんだ!


 評価なんて、投稿するために必要なものじゃない!作品を残すためのアイテムじゃない!


 だって小説書くのが好きだから投稿してんだし!


 あ……でも評価ポイントは欲しいです。


 だけど、誰にも見てもらえずとも、なろうには作品を置いといていい!


 この小説評価ゼロじゃん。つまんないのかな?って思われたっていい!


 そんなdis野■はこっぱみじんだ!


 この小説に作者本人も自信はない!でも!時間を費やして書いたんだから、愛はあるよね!


 だから投稿しようぜ!


 みんなに読んでもらおうぜ!


 自信なくても、とりあえず見てもらおうよ!




 ……という己への戒めと提案と励ましでした。


 もし投稿を迷っている人がいたら、ぜひこれを機に野に放ってください!


 きっと誰かが、あなたの作品を待っている!…………なんて無責任なことは言わないけど。


 でも、自分の作品ってどう足掻いても客観視できないじゃないですか。


 だから、他人に見てもらって初めてわかることって沢山あるんですよ。


 こっからは持論だけどさ。


 そもそも創作って、他の誰かに読んでもらってこそだと思うんですよね。


 そうすることで、はじめて「創作物」になるのだと、私は思います。

以上読んでくださりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
少なくとも書いている時、書き手はおもしろい、読みがいのある話、と思って書いたはずなので。せっかく書いたのなら、投稿していいじゃないか、と思います。 御大層な御大でもない、チャレンジャーなのだから。 …
 賛成です。  他人からの評価はともかく、せっかく書いたんだからやはり残したいですよね。なんといっても書きたくて書いたものなんだし。 「読者を気にしないのなら投稿するな。チラシ広告の裏にでも書いて一人…
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