#0[タイムトラベル]
西暦2021年
「時代は変わった」とある男が呟いた。
曇天な空が広がるなか、その男は笑っていた...
この物語の主人公的なヤツ〔天野カイト〕(18)は茨城県の利根高校に
通っている
性格は普通、友達はいるがとても多い訳ではない。
運動も人よりはできるがクラスで4番目という微妙な場所
顔は整っており、密かに人気と言われている。
だが、本人はそんなこと考える暇も無かった。
今は勉強に専念しなくてはいけないといったところだ
ある日、カイトがいつものように学校につく
「よ!カーイト!」友達の〔室 英時〕変わった漢字をしているが
これでも結構良いヤツなんだ。
「お前昨日のドラマみた?」
「ブルーレッドじゃなくてあの~あれだよ!」
「イエローグリーンな」
「あ!そうそうそれ!マジで、あの展開は萎えたわ~」
「あのテッキーちゃんが死んじゃうなんて!ピエン」
「悪いけど今そんなドラマ見てる暇ねぇんだわ!w」
「こっちは勉強に集中しないと」
「はぁ?学年23位のお前が勉強だぁ?」
「おい、うるせぇぞ学年212...」
「そーんな勉強してなにになんだってよ~」
「良い大学言って歴史について学ぶんだよ」
「日本にはまだ隠されていることがたくさんあるはずなんだ」
「例えば、知ってるか?昔の奴らは日本刀で戦う時雷を出しながら戦ってたとか!?」
「馬鹿かお前は、そんなんあったら俺が見てみてぇわ」
「お前に馬鹿なんて言われる筋合いないんだが...」
「ところで今日の緊急集会なにがあんだろうな?」
「しらねぇよどうせ校長の長話だろ」
この時、俺はいつも通りの日常を遅れてたんだよな...
緊急集会にて
ステージに校長が上がってきた
(やっぱ、校長の説教かよ...)
校長は声を大にして言った
「君達は選ばれし者だ!」
「は?」
この時から俺達の日常は消え去った
続く...