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4ページ目

*月$日


 今日は特に遊ぶ予定はなかったから、トークアプリであの子と会話していた。


『これとこれどっちがいいかな』


 スマホが鳴った。

服か何かを選んでるんだろう。

今までは割とすぐ返事をしてた。

でも、最近ちょっと思いついてしまった。


『おーい』


『おーい!』


 わざと放置するのだ。

すると、こんな風に追撃してくる。

これが可愛くて可愛くて仕方ない。

もし普通の友達だったら少しうっとおしいかもしれない。

『好き』の力は偉大である。


『左がいいんじゃない?』


『じゃあそうするね』


 返事をしておいた。

あまり放置してると、無視してるみたいになっちゃうしね。

さて、会話は一旦終わりかな。

と思った矢先、音が鳴る。


『そういえば、私たち話しすぎじゃない?』


 これは……。

もしかすると、あんたとは話したくないみたいなこと!?

ど、どう返事しよう……。

またスマホが鳴る。


『たぶん一番話してるよね』


 おや。

うーん、ただの他愛のない会話なのかな。

そうだと信じて、他愛のない返事をする。


『そうかなあ』


『間違いないね』


 まあなんにせよ、一番なのは嬉しいなあ。

いつか、全てであの子の一番になりたいなあ、なんて。


『さては私のこと大好きだな?』


 そうだよ!

なんて書けるわけないでしょ!!

適当にごまかして、会話を終えた。

いつかこの想いを伝えられるときがくるのかなあ。

これで終わります

お読みいただきありがとうございました

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