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瑠璃子の身長

前回の続きです

伊佐子が瑠璃子の身長を測ります

「今から、身長測ろうか」

「うん」


2人は、食事部屋を出た。

廊下を歩いてると、


「瑠璃子ちゃん、どこで身長を測っているの?」

「えっと...ここ」


瑠璃子は、身長計を指さした。


「懐かしいね」

「私が幼い頃、父が買ったと聞いています」

「よく、瑠璃子ちゃんやみいかちゃんの身長を測っていたっけ?」

「恥ずかしいです...」


そのすぐ...


「瑠璃子ちゃん、身長計にのって!」

「あの、服を脱ぎます...」


瑠璃子は、半袖シャツとミニスカートを脱ぎ、下着姿になった。

今の瑠璃子は、白のブラジャーと白の綿パンティー姿だ。

半袖シャツとミニスカートを床に置いたが、靴下を穿いていなかったため、そのまま身長計にのった。

身長計の尺柱に後頭部、背部、臀部、踵部をしっかりとつけて、つま先を30~40度に開いた状態でまっすぐ立ち、肩の力を抜いて正面を向き、視線が水平になるよう顎を引いた。

その際、伊佐子はカーソルを動かし、瑠璃子の頭の上にそっとおいた。


「瑠璃子ちゃんって、身長何cmだっけ?」

「167...」

「今、169.3cm」

「えっ!?」


瑠璃子は、前回の測定から2cm伸びていたのだ。


「知りませんでした...伸びていたなんて」

「瑠璃子ちゃんは、何かやっていることあるの?」

「いえ..特別なことは何も...」

「そう...」


瑠璃子は、身長計をおりた。


そのすぐ、瑠璃子は、床に置いていた半袖シャツを取り、頭の上から半袖シャツを通し、ゆっくりとおろすと、ブラジャーが隠れた。

更に、ミニスカートも取ると、足首にミニスカートを通し腰まで上げると、パンティーが隠れた。


瑠璃子の着替えが終わると、


「あの、伊佐子さんも身長測りませんか?」

「そうね...お願い」

「うん」


伊佐子は、靴下を脱ぎ、床に置くと、身長計にのった。

瑠璃子のときとは異なり、服は着たままだ。

瑠璃子は、伊佐子が身長計の尺柱に体を正しくついたのを確かめると、カーソルを動かし、伊佐子の頭の上にそっとおいた。


「何cm?」

「161.7」

「ありがとう」


伊佐子は、身長計をおりた。


そのすぐ、瑠璃子と伊佐子は食事部屋に戻った。

床に座り、再び、2人で麦茶を飲みながら、


「瑠璃子ちゃん、何で、身長測るときに服を脱いだの?」

「下着姿の方がより正確に測れるかなって...」

「そう...」

「ごめんなさい、私の下着姿を見せてしまって...」

「いいのよ」


そう言うと、


「あっ、そうそう...」


伊佐子は立つと、長いスカートの裾の前側を両手でもち、ゆっくりとめくった。


「薄い青紫...」


伊佐子は、薄い青紫の綿パンティーを穿いていた。


「伊佐子さん、わざわざスカートをめくってパンティー見せなくても...」

「あら、瑠璃子ちゃんもパンティー見せてくれたじゃない!」

「それは...そう..ですけど」


瑠璃子は、顔の頬が赤くなった。

そのすぐ、伊佐子は、もっていた長いスカートの裾の前側から両手を離すと、パンティーが隠れた。

そして、半袖シャツの裾の前側を両手でもち、ゆっくりとめくった。


「薄い青紫...」


伊佐子のブラジャーは、パンティーと同じ薄い青紫だった。

そのすぐ、伊佐子は、もっていた半袖シャツの裾の前側から両手を離すと、ブラジャーが隠れた。


しばらくして、


「どう?瑠璃子ちゃん、私の下着見て」

「ドキドキしました」

「本当は、私の下着見たかったんじゃないの?」

「その...はい...」

「ふふふっ」

「幼い頃、一緒に風呂入った時は、よく伊佐子さんの下着を見ていたのに、今こうして緊張するなんて...」


そのすぐ、


「伊佐子さん、今日も1人なんですか?」

「うん、みんな食事行ってね...」

「私の家で、母やみいかや私に下着を見られるのが嫌なのでしょうか?」

「かもね」

「ふふふっ」(2人)

「あの、伊佐子さん...」

「私の家に行きたいの?」

「はい...」

「いいよ」

「ありがとうございます」

「今度、連絡いれるから」

「お願いします」

「また、瑠璃子ちゃんと2人で話そうね」

「うん」


その後、2人は玄関に行き、伊佐子は靴を履いた。


「じゃあ、瑠璃子ちゃん、また来るね」

「はい」


カチャっ


伊佐子は、玄関の扉を開けると、家に帰っていった。

瑠璃子は、その様子を見届けると、玄関の扉を閉めた。


(終わり)

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