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11月の大雨
大雨の日、瑠璃子が、部屋の中から、窓越しに、雨の降っている様子を見ていると...
瑠璃子の部屋にて。
「雨強いね...」
11月に入ったのに、この時期としては非常に強い雨だ。
瑠璃子は、立ったまま、部屋の中から、窓越しに、雨の降っている様子を見ていた。
「ちょっと寒い...かな」
今は、長袖シャツに、ミニスカート姿だ。
これでも、先月よりは厚めの長袖シャツだが、下半身は相変わらず生脚+ミニスカートである。
カチャっ
みいかが入ってきた。
今のみいかは、長袖シャツに長いパンツ姿だ。
みいかは、瑠璃子のミニスカートの後ろ側の裾を両手でつかむと、思いっきり持ち上げた。
瑠璃子の視界には、宙を舞うスカートが映っていた。
この30秒間、瑠璃子の部屋では、窓の外から見える雨や雷の音だけが聞こえていた。
瑠璃子のパンティーがスカートの中に隠れると、
「白!」
瑠璃子は、顔の頬が赤くなった。
その後も、雨は降り続いた。
(終わり)