翔子の姉・伊佐子
年始に、翔子の姉・伊佐子がやってきて...
玄関にて。
ピンポーン
「はーい」
みいかは玄関に行き、扉を開けた。
今のみいかは、長袖シャツに長いパンツ姿だ。
カチャっ
「いらっしゃい」
「みいかちゃん、こんにちは」
「伯母ちゃん、こんにちは」
やってきたのは、翔子の姉・伊佐子だった。
伊佐子は、玄関の扉を閉めると、
「翔子、いるの?」
「はーい」
翔子も玄関にやってきた。
「久しぶりね、翔子」
「お姉ちゃん、どうしてうちに来たの?」
「翔子たちの顔を見に」
「そう....寒かったでしょ、上がっていきなさい」
「ありがとう」
伊佐子が靴を脱ぐと、3人で食事部屋に行った。
今の伊佐子と翔子も、みいか同様、長袖シャツに長いパンツ姿で、伊佐子はコートを着ていた。
食事部屋に入り、伊佐子がコートを脱ぎ、テーブルのそばに置いた。
「お茶、持ってきました」
「ありがとう」
部屋に入ってきたのは、瑠璃子だった。
今の瑠璃子は、長袖シャツに膝丈スカート姿だ。
茶の入った碗を、4人分テーブルの上に置いた。
直後、みいかは、瑠璃子の耳にそっと口を近づけて、
「お姉ちゃん、パンティー見せて!」
「う、うん....」
みいかは、瑠璃子の膝丈スカートの前側の裾を両手でつかむと、思いっきり持ち上げた。
瑠璃子の視界には、宙を舞うスカートが映っていた。
「白!」
瑠璃子の白の綿パンティーがスカートの中に隠れると、
「伊佐子さん、すいません。私のパンティーを見せてしまって...」
「いいのよ」
「ふふふっ」
「みいかちゃんを見ていたら思い出すなぁ....私も、小さい頃はよく、翔子にスカートめくられていたし」
「ちょ...お姉ちゃん、やめてやめて!」
「えっ?伊佐子さん、以前、お母さんにスカートめくられていたんですか?」
「そうよ。翔子も小さい頃は、よく私のスカートの中のパンティー見ようと...」
「....」
「なんか、そんな気はしていました」
「でも、逆に、翔子はスカートの中を見られるのは嫌がっていたみたい」
「今と変わらないですね」
「もう...言わないで!」
「お母さん、伯母ちゃんにだいぶ言われているね」
「....」
直後、伊佐子は、
「瑠璃子ちゃんのパンティーって、いつも白なの?」
「は、はい...基本的には」
「お姉ちゃん、白が好きだもんね」
「うん....他に、薄い水色などありますけど、穿き慣れている白が落ち着きます」
「みいかちゃんは?」
「私も白多いけど、薄い水色や薄いピンクや縞とかプリント付きとか色んなの穿いている」
「そう...私や翔子も、小さい頃はよく白穿いていたけど、今は...ね」
「今でも、ほぼ白の私は、変わり者なのかな...」
「そんなこと無いよ」
しばらくして、
「伊佐子さん、今日1人なのですか?」
「うん、みんな都合悪いってさ」
その後も、茶をすすりながら、話をした。
(終わり)