表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

語るぞベースボール!

K~Mr.ベースボール~その野球選手は疾風迅雷の如く現れ越後の地で野球部を1から作り直したった一度の甲子園を目指していたらニューヨーク・ヤンキースに入団しちゃった男

作者:佐久間五十六
 この物語はフィクションですが、一部現存する学校が登場しております。
 新潟県立松浜高等学校(現存しません)野球部の物語です。
 物語の主人公コンドウケイタ(捕手、主将)は、親友のホシノトウマ(投手、副主将)と共に荒廃した松高(松浜高校)野球部の再建をはかる事になる。
 まずは2年と3年の先輩達との関係を良好なモノにする為、部室を勝手に片付けるケイタ達。下山監督という少し頼りないリーダーの元でまたも独断専行で、新入生のセレクションも行った。3年の先輩が起こした暴力事件で、2年間公式戦出場停止の厳しい処分を受けた元甲子園の常連校。割りを食った2年生は荒れに荒れた。だが、ケイタ達の提案で、甲子園には出られないが1年生は、夏の甲子園に一回だけ出るチャンスがある。
 ケイタ達はそこにかけた。出られない先輩達のためにも。毎日朝練を6時からやり、放課後から夜遅く12:00まで正に野球漬けの日々を送っていた。
 対外試合も、練習試合に限り解禁され、強豪私立に負けない練習試合の数をこなしていく。名将山田玄助の元、新潟県に初の深紅の大優勝旗を持ち帰る事15回。春夏通算30回出場の甲子園常連校であった。
 その後山田玄助は77歳で一線を退くと、そこから松高の地獄の日々が始まる事になる。松高からプロ野球NPBで上位指命された偉大な先輩も数知れず、何とか松高野球部の再建を立て直しにかかるが、ここ10年で最好成績は2回戦という体たらくだった。
 OB会としても、リトルリーグや強豪軟式野球部を要する中学校への積極的な松高への特別推薦枠を設けるなど、力を入れてきた。その成果が現れたのが今の2年生の代からだった。
 右の本格派で、不動のエースだったシンカイ主将(キャプテン)を始め強力なクリーンナップで、秋の県大会で有名私立を圧倒し久しぶりに優勝して、北信越大会に出場した。エースシンカイの完璧なピッチングと、強力な打線に火が付き、石川県の星稜高校や、福井県の敦賀気比高校など、甲子園常連校に競り勝ち、秋の明治神宮大会に出場した。残念なから2回戦で、大阪府代表の履正社高校に延長タイブレークの末敗れたが、暴力事件なんかなければ、充分甲子園は手中にあった。暴力以外にも飲酒、喫煙者も現れ春の選抜大会には出場出来なかった。
 それを知った松浜中学校のコンドウケイタとホシノトウマは松高への進学を決断した。
 
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
2年生
2020/11/04 00:33
3年生
2020/11/04 15:11
落とし前
2020/11/06 15:45
監督とコーチ①
2020/11/08 14:40
監督とコーチ②
2020/11/09 14:53
打撃の神様
2020/11/20 00:11
Mr.サワムラ
2020/11/21 09:44
打倒松高
2020/11/24 14:29
紅白戦
2021/01/01 22:14
期末試験
2021/01/18 09:13
進級
2021/01/26 15:35
二軍VS三軍
2021/01/27 15:48
V3~三連覇~
2021/02/09 00:01
地獄ダッシュ
2021/02/12 00:11
夏の忘れ物
2021/02/14 23:40
紅白戦
2021/02/15 23:34
年末年始合宿
2021/02/26 00:13
期待のルーキー
2021/03/01 10:34
凱旋
2021/03/11 13:37
らしくねぇ
2021/03/15 14:24
号外と退院
2021/03/21 14:34
宿営地
2021/03/23 14:40
波乱万丈
2021/03/25 23:17
初陣
2021/03/27 08:55
東北の悲願
2021/03/30 09:53
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ