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ちょっと真面目な唄

騒がしい教室の中笑い声と一緒にちょっとした怒鳴り声平日の学校の休み時間

誰かが飛ばした輪ゴム鉄砲

人に当たって床に落ちる

それと同じ気軽さで銃の引き金が引かれ命が吹き飛ぶ

そう同じ星の上で今日もまた人々が争ってる

尊い命が明日を奪われた

騒がしいテレビ番組笑い声と一緒にちょっと冗談じみた話題で視聴率を稼いでる

どうでもよ過ぎるスキャンダルとか

レベルの低いバラエティーとか

それと同じ気軽さで死者の数を口にして “知った顔”をする

そう同じ星の上で今日もまた “仲間”が死んで行くのに

俺達はずっと目を逸らしている

騒がしい道の真ん中笑い声と一緒に

ちょっと真面目な歌を名前も知らない誰かが歌ってる

誰かが飛ばした汚いヤジ

的を外れたただの喚き

それと同じ気軽さで彼を眺める俺達まるで他人事

そう同じ星の上で今日もまた誰かが叫んでるのに

俺達はいつも素通りしていく

大切なことを聞くこともせず見ることもせず

知らない振りを演じ続ける

今日もまた誰かが何か伝えようと

歌い続けてる

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