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苦しみの生



生きることは


苦しみだと聞いた



それなら何故


人は生まれた





いくら希望をつむいでも


いくら光を探しても



それは踏みにじられていく


毎日のラッシュアワー




絶望を生むのは簡単で




ただ 世界を見ればいい




そんな所に住んでいて



何を手に


何を胸に


生きていけばいいのか



僕には分からない





生が苦しみだというのなら




それなら何故



僕らは生きている




いくら頑張っても


歯を食いしばっても



涙が止められなくて




空も滲んで見えない




光はあっても夜の向こう



ここまで届くはずもない



そんな空の下にいて




何を見て



何を感じて



生きていけばいいのか



感じるのは



冷たさだけ






生きることが



苦しみだと聞いた





それなら何故



僕らは生まれた




―――



はい、真っ暗です。笑


確かインドの辺りの宗教で、「生が苦しみである」「そして人や生き物は生まれ変わることによって、生を無限に繰り返す」「それから逃れるために悟らなければならない」というようなことを言っていたような気がします。


それを聞いたときに最後の一言、


「それなら何故、僕らは生まれた」


ということを思いました。


まぁ、ただそれが言いたいがための作品でございます。笑


同時更新の「生きてはいた。」の十二話で、主人公が似たようなこと言っていますので、もし興味がおありならそちらもご覧下さい。



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