奇跡を……
たいしたこともしてないくせに 時々 毎日に疲れちゃうんだ
そんな時 ここじゃないどこかに行きたくて
それでも 動き出すのも億劫で
そんな時 君に逢いたくなるんだよ
そんな時 僕は柄にもなく 空を見上げて
神様に祈ってるんだ
神様 お願いです たった一度
生涯に一度きりで十分です
俺に奇跡を
奇跡を下さい
たいしたことのない僕だけど 一度位 奇跡が起こること願ってる
こんな時 君に逢いたくなってるんだ
こんな時 心の中が疼き出すんだ
苦しいよ 助けて下さい
こんな時 僕は暗い部屋で うずくまって
神様に叫んでるんだ
神様 お願いです 俺を救って下さい
この苦しみを除く奇跡を
奇跡を下さい
君に逢いたくてたまらない
だから 柄にもなく 空を見上げて
神様に頼んでるんだ
神様 お願いです ほんの一瞬
生涯に一度きりでもいい
俺に奇跡を
奇跡を下さい
どうか奇跡を
奇跡を下さい
―――
まさに「苦しい時の神頼み」。
「Season」で、翔太に言わせようとした詩です。
実際、翔太はこんな心情だったんじゃないかな、と思います。
と、まぁ微妙に宣伝してみるわけですが、完結させたのに感想も評価も来ないことに幾分ショックを受けています。
やれやれ、こんなもんなんですかね?
まぁ気が向いたら、感想やら評価やらをいただけると嬉しいです。
あ、もちろん、「楽譜のない歌たち」もどうぞよろしく。笑
田中 遼