表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/77

A MEMORY



一人きりでいる夜



寒さに負けそうな時




僕はいつかの二人を思い出す





寒空の下に二人





寄り添って歩いた時



一瞬だけ触れた肩



白い吐息が混じった声



今さわれそうな記憶の中



君がいる過去へ




また少し あの日が遠ざかったのに



また少し 君を想う時間が増えて



また少し 苦しくなってしまうんだ





闇が迫ってくる時



悲しみに潰されそうな時




僕はいつかの君を思い出す




見つめ合う二人




どこまでも晴れ渡る空の下




微かに曇った笑顔 切な過ぎた一言



優し過ぎた温もり もう戻れないMEMORY




もう少し 僕が大人だったなら



もう少し 君と一緒にいれたのに



また少し 苦しくなってしまうんだ







一人きりの夜



胸が締め付けられる時




君を思い出す僕




優し過ぎた温もり もう戻れないMEMORY





―――



最近の傑作です。笑



一息で完成させたように記憶しています。




これとは別に、友達とのメールの流れで閃き、思わず相手に送ってしまった言葉があります。



「未来より過去が欲しいなんて笑える」



笑えるんだか笑えないんだか。




過去が美しく見えるのは、「もう戻れない」からなのかもしれません。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ