表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/77

意味

昨日は何してたんだっけ? 何となく覚えてんのが けだるさだけ


もううんざりだ 誰か助けてくれ


無意味な日々 無意味な人生


死にたかないけど 生きてる意味が分からない それだけのこと


つまんねぇことばっかだ 一瞬でもいい 楽しい何かをくれ


今日の空は 重た過ぎる 息苦しい程の曇り空


どいてくれよ 頼むから 光が見たいんだ



風も吹かない 雨も降らない 曇ったまま 日がさすこともない


立ち止まったままなのに 時間だけ過ぎていく


勘弁してくれ


中途半端な天気よか 嵐になった方がマシなんだ



明日は何しよう? 馬鹿馬鹿しいや


今日も半端なこの俺が 明日を気にしているなんて 笑えてくる



心の中は曇り空 そもそも光はあるのかな?


分厚い雲の向こうを見れたことがない



風を待ってた 立ち止まったままで


待ちくたびれて 走り出した時 風が吹き始めた


簡単なことだったんだ


俺の生んだ微かな風が 頬を掠める



蝶の生んだ風が 海を越えて 嵐になるなら



この風は何処で何になるのかな



確かめに行こう 意味なんてないけど 知りたいから



今 生きる意味が分からないなら


後で 生きた意味を探せばいい



さぁ風を追い掛けるんだ



きっと 何かが生まれている



僕らの知らない何かが



生まれているはず




―――


人生で3番目ぐらいに書いた詩です。


作った後で、ミスチルの“未来”という曲に良く似たフレーズがあることを知りました。


強調しておきます。“作った後で!”ですので。笑


ところで、詩の中に書いた“蝶が生んだ風”。


確か中国の故事かなんかだったと思うのですが、さなぎから孵った蝶の最初の羽ばたきで生まれた風が、海を越えて嵐になったという話から引用してみました。


私の言葉が、私の知らないところで、何かになっているかもしれない。


そう思って、書き続けていきたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ