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Once Upon A Time

昔々、あるところに……




お伽の国が すぐ側に あった頃

別の何かも すぐ側に 僕らの側に


晴れ渡る この空に 夢の形の雲を探した


ささやかな 夢達を


笑顔 喜び ありったけの幸せ

寄り添う二人 心踊る歌


全てがきっと 手に入る そう信じてた



描くのが 簡単過ぎて その距離が その価値が 見えてなかった


お伽話が 僕を苦しめ 追い詰める


一番初めに 抱いた夢に 憧れに 手が届かないってこと

皆ホントの“夢”だってこと


そんな事実を 紛れも無い 真実を


知ってしまったんだ



お伽の国が すぐ側に あった頃

別の何かも すぐ側に 僕らの側に


晴れ渡る この空に 夢の形の雲を探した


ささやかな 夢達を


笑顔 喜び ありったけの幸せ

寄り添う二人 心踊る歌


全てがきっと 手に入る そう信じてた


あまりにも そばにいすぎて 君のこと その価値が 見えてなかった


誰かの歌が 僕を苦しめ 追い詰める


一番初めに 愛した人に その腕に 手が届かないってこと

“さよなら”が絶対だってこと


そんな事実を 歌った歌 そんな歌を


誰かが歌ってる



お伽の国が すぐ側に あった頃

別の何かも すぐ側に 僕らの側に


笑顔 喜び ありったけの幸せ

寄り添う二人 心躍る歌




いつまでも いつまでも 幸せに……



―――


この詩はかなり前に書いたものです。自分自身のイメージとかなりのギャップがあり、結構気に入ってます。


前に小説に書こうと思った台詞がありまして、どの小説に書こうとしたか定かではないんですが、内容はよく覚えています。


“ファンタジーは人の夢なんだ。だから否定すべきもんじゃない”


正直、“全員幸せ。めでたしめでたし!”というお話はあまり好きではありません。

現実から離れすぎた“幸せ”には意味がないと思うのです。


でも、日常にささやかな奇跡が起こる。そんな夢物語(ファンタジー)は信じていきたいと思っています。

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