希望への航海
期待に胸膨らませ 帆に風を受け生まれ育った港から 大海原へ漕ぎ出した
あれから時が経った 百日を数えた辺りから 日にちが分からなくなり
とうに着くはずの港は影さえ見えない それどころか 今は陸地さえ見失った
昼には日差しと熱が 夜には闇と寒さが 僕を襲う
水はそこら中にあるのに 飲めなくて 魚がいることは知ってるけど 捕まえる術がない
でも 飢えより 渇きより 心を蝕む絶望が 僕を苦しめる
遥か昔に 思えるあの日 あの町を後にしたあの日
何か求めて 帆を張ったのに
どうしても 思い出せない 旅の理由が 行きたかった場所が あの輝きが
偽の灯台 幻の陸 思わせぶりの雲 何もない無人島
真の絶望 冷たい恐怖 心にかかる闇 光が見えない空
それでも 絶望の海原を 今日も船が渡っていく
期待外れの 大凪と 予想以上の荒波達に 揺さぶられ 沈みかけてる 僕の夢
あれから時が経った 出港の日には見えてた空 蝕まれた心には 何も響いちゃこねぇんだ
星なんて もう見えない それどころか 今じゃ太陽さえ疑ってる
凪には 動けぬ苦しさ しけには沈む恐怖が 僕を襲う
この大きな海の上では 僕なんて ホントにとるに足りない存在 藻屑みたいなもんだ
そう事実が 真実が 心を蝕む 絶望に 倒されかけてる
遥か昔に 思えるあの日 あの街を後にしたあの日 何か光を 目指してたのに
どうしても 思い出せない
星達の唄 風が奏でた曲 もう聞こえない
それでも 光を探し求め 今日も船を漕いで行こう
偽の灯台 幻の陸 思わせぶりな雲 何もない無人島
真の絶望 冷たい恐怖 心にかかる闇 光が見えない空
それでも 希望を抱きながら 今日も船を漕いで行こう
いつか見える大地を
いつか昇る太陽を
いつか掴む夢を
―――信じるんだ