秋本理子が一人で飲食店へと入ってしまったようです
何時も行くアニメショップが立ち並ぶ都会。漫画、ラノベ専門店だったり、キャラグッズ専門店だったりと、廃人ヲタクな私には天国のような場所……!!
其処のある一角。地下に美味しいパスタ屋があると耳にし、メニューを見ながら立ち竦んでいました。
あっ……ボロネーゼある……。でもタラコも美味しそう……。どうしよう……迷う……。
何時までも悩んでいても仕方が無いし、突っ立っていても人にぶつかるので、こそこそと店内へ。
地下であるが故に窓はなく、代わりに、店員さんがブラックボードに描いたパスタの絵があります。
「御一人ですか?」
「はいぃ!!」
ぽけーっとしていると、長髪を束ねた店員さんが尋ねて来きました。突然事なので、ヘタレの私はびびってます……。
「では此方へどうぞ」
こじんまりとした店内のせいか、テーブル同士がくっついています。決して嫌ではないのですが、距離感が近い……。
隅っこの席で縮こまりながら、メニューを視て、悩むこと数分。結局ボロネーゼでもなく、タラコでもなく、イカとアサリの入ったオイルベースパスタにしました。
さてと、呼び鈴は……。
此処である重大なことに気が付きました……。呼び鈴がありません……。あぅ……どうしよう……。
店内を見回してみると、注文を頼みたい御客人が、ふよふよと手を振っています。
成る程、こうすれば。右にならって同じように手を振ると、店員さんが気が付いてくれました。
私は決めたメニューを指差して、『これ、一つ下さい』と注文します。
アホな私が何故一人で飲食店へと入ってしまったのか……。
つづく?
某パスタ屋さんは最高に美味しいです(*´∀`)(*´∀`)
ご意見、人気があったらつづくと思います……。
(多分ない……)