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作家妄想 その1

恋愛書いてみました(;´Д`)

 体育の授業での短距離走、筋金入りの方向音痴の私はスタート切られて二秒後にすっ転んだ。そりゃあもう、漫画の如く。華麗(?)に。

「先生、桂花(けいか)さんがすっ転びましたー」

「保険委員。保健室連れてって~」

 

 ──みたいな事があって今に到る。


「駄目だよ~、無理しちゃ。すぐ怪我しちゃうんだから」

 擦り剥いた膝小僧に消毒液をぶっかけ、刺さったら間違い無く致命傷になりそうなピンセットの先に、綿を持って手当してくれるのは、保険委員の美枝(みえだ)

 漆黒の長髪に、黒縁の眼鏡。柔らかい雰囲気と、女の子が苦手そうな雰囲気が特徴。でも実は私の恋人である。そして……うん……実は……。

 彼は手際良く手当を終了させると、救急箱を元の場所に戻す。ベッドに座って苦い顔を浮かべる私に、にこにこしながら笑いかける。

「あっ…………有り難う。じゃ……私は~」

「まあまあ、少々お待ちなさんな」

 すぐさま立ち上がって距離を取ろうとすると、素早く手首を掴まれた。そしてさっとベッドに押し倒される。眼鏡の奥が怪しく弧を描く。

 あああ~出て来たよ……!! 本性。見た目は凄い草食系なのに、二人っきりになるとすぐそうやって。

「うん。だって桂花ちゃん鎌ってくれないから」

 これを如何にもしおらしく、そっぽを向いた幼子がやるならよーく分かりますよ……? でも良い年した高校生が、馬乗りになって、企み事をするような顔で言うもんじゃありません!! 絶対に!!

「あの……戻らないと……」

「大丈夫だよっ。『戻る時にすっ転んでまた手当てしました』って言えば誰も疑わないから」

 んな菩薩様笑顔で、脅迫紛いの体勢で言うものじゃありませんって!!  

 そう思って顔を覆うと、顔の横のマットレスが深く沈んだ。指の隙間から覗くと、美枝の掌があった。

「じゃあ……キス、して」


            ─終─

萌を吐き出したくて書いてみました。

一応、秋本理子の妄想になってます(;´Д`)


気が向いたら続きを書こう!!(^^ゞ

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