ぶっ飛んだラジオ練習!!
コメディーです(*´∀`)
アンデッド─undead─における、岩悪の著者ですが、かなりぶっ飛んでます……(・_・、)
(制作者のエキスを2~5倍して、着火材混ぜて、火を与えたような……)
絶対ファンは増えないなぁ(;´Д`)
とか言いつつプロフィールを書いてる私は……(泣)
とあるマンションの一角、私、秋本理子はラジオの練習をしていた。一人暮らしの物の無い、殺風景な部屋に、ちょんまりと置かれたダイニングテーブルに腰掛けている。
そして眼前に座り、私の相方を付き合ってくれているのは、大学時代からの旧友、成瀬君(通 称:なるちゃん )。今では結構名の知れた声優さん…… 。
そんななるちゃんは、私の顔を凝視し、机の上に指を組んでいた。
「皆さんこにゃにゃちわー!! 秋本理子だよー!!」
キラッキラ、二次元アイドル張りの笑顔で手を振る 。私が神と崇拝する、最大限のサービスなのだが…… 。
「お前……んなテンションで本番大丈夫か ……?」
ぶっ飛んだテンションに付いて来れず、なるちゃんは完全に当惑している。いやぁ……君なら絶対乗ってくれると思ったんだが……。
私は眉を顰め、テーブルに頬杖を着いた。
……そりゃ、世間一般では作家云々やる以前に、『芸人やればぁ?』と鼻で笑われてディスられているような、アホな奴だけどさ……。
しかし芸人さんは尊敬に値する人物だと思う。ネタだしにかなりの時間と労力を掛けるのだろうし……なんせ売れなければやってけない……。私にゃ無理だ…… 。
もっとアドリブを取り入れたら絶対面白い筈なのに ……。(あくまで、“私の意見”である)
私は溜息を着くと、気を取り直して真面目に始める 。前も真面目だったれど、今は大真面目である。 深呼吸と同時に口を開く。
「皆さん、こんにちはー。秋本理子ですー。人生の大半を二次元に捧げ、“社会不適応者”と友達から軽蔑される事に慣れた、駄目な大人のラジオですよー」
「皆さん、こんにちはー。成瀬ですー。今日は此奴を放置する方向で頑張りますー」
なるちゃんの目が冷たい……。真冬の寒さよりも心に刺さる。
思わず泣きそうになりながら彼を見ると、一睨みした後にそっぽを向かれました……。
私は即座に隣にあった熊と兎の縫いぐるみを抱き締める。綿が出んばかりの勢いで胸に押し付け、顔を埋める。
「もういいもん……。なるちゃんは居なくても独りで頑張るもん……。規制音塗れの訳分からんラジオにするもん……」
「リスナーほったらかしかよ!?」
「それは困るねぇ……」
店にとっ ての客、作家にとっての読者、テレビにとっての視聴者、つまり『お客様はカミサマです!!』という言葉の通り、リスナーも『カミサマ』なのだ。蔑ろにしてはならん……。例えうちら二人がてんでアホな大人だとしても……。
私は頬に平手を噛まし、目を釣り上げる。なるちゃんが驚いて仰け反ったが、無視無視。リスナー様命。
「よし、もう一度」
─終─
☆プロフィール☆
秋本理子、職業作家。
ぶっ飛んだ人を選ぶようなテンションと、ざっくばらんな話口調が特徴。
何時如何なるときでも、このテンションを保とうとするが、実は結構人見知りでコミュ章。
会話が続かないと内心バクバクしている系女子。
好きなものは言うまでもなく二次元。(二次元至上主義者である)
好きなタイプはのほほんとしていて、マイペースな優しい人。
(ズレているようなマイペースさは大歓迎らしい)
頭を撫でてくれる人。
貧乳と聞くと、危機感溢れる形相で此方を凝視。
もふもふと聞くと、キラキラ双眸で辺りを見回す。
好きな漫画、ドラマcdを餌に罠を仕掛けると、百パー セント掛かる。
例)
彼氏(?)トーク。
「そうそう。これ君に似合いそうだから買ってきたー 」
「?」
「じゃじゃーん。メイド服ー」
ひとしきり爆笑した後、着用……。
「疲れたよー……」
「うんうん。頑張ったね。頭を撫でてあげよう」
みたいな人にド壷にはまる……。
二次元ネタを振ってみたっ!!
「乙ゲー買ったんだけどさぁ……」
「ふぉぉぉぉぉぉぉぉ!! 何? 何買ったの? 最初誰攻略しちゃう感じ? 最近はツンデレ好きが多いけど……」
──三十分後──
「ちなみにこれは私のオススメ!! これに出て来る○○ってキャラが、マジ俺の嫁で!! 上品だけど俺様って今までに無いキャラで、もー初日から特攻致します!! って感じなの!! そうそう、君のタイプは王子系だから……」
紅葉ネタに何時かねじ込みたい、秋本理子のラジオです……。
この子入れると(色んな意味で)禄な事にならない……。天災が起こる…(・_・、)