番外編 223 「月長石渓谷の鬼36」
4コマ劇場 アイオライト_316・・・・・2010/02/04
シリーズ3
タイトル「月長石渓谷の鬼36」
★ 1コマ ★
月長石渓谷入口にて・・・
美咲
「はぁ、はぁ、はぁ・・・(汗)」 ← ルシフに助けてもらった
「し、辰砂さん、大変失礼いたしました(ぺこり)」
辰砂
「こ、今度のはちゃんと本人なのでしょうね・・・?(どきどきどき)」
美咲
「あははっ(苦笑)」
「で~、辰砂さん・・・」
「さきほどの偽者(アリス?)さんもおっしゃっていましたが」
「なんとか手を引いてもらうわけにはいきませんでしょうか?」
「この月長石渓谷に暮らす鬼さんたちは邪悪な存在ではありません」
「異形だからといって滅ぼされる理由にはなりませんよ・・・」
辰砂
「ふむ・・・」
美咲
「それに、これまでの情報をわたしなりに分析しますと」
「辰砂さんは、異形を捕らえて自らの新しい身体にしようとしているのですよね」
「それなら、鬼さんたちを改造して器にしなくても」
「もっと良い方法があります♪」
辰砂
「ほぉ~」
「もっと良い――方法だと?」 ← 少し興味が出てきました♪
★ 2コマ ★
美咲
「はい」
「まずはこちらをお持ちください(どうぞ)」
辰砂
「こ、これは・・・?」 ← 何かを受け取る
美咲
「ぬいぐるみのグランくんです♪」
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『み、美咲・・・?(どきどきどき)』
辰砂
「わぁっ!」
「しゃ、しゃべった!!(どびっくり)」
美咲
「当然です♪」
「グランくんには、こんぴゅ~た~ちっぷ?」
「・・・とかいうのが埋め込まれていて」 ← そんなの埋め込まれていません!
「しゃべったり、飛んだりすることができるんですよ~♪」 ← 普通は無理です♪
辰砂
「なるほど・・・」
「癒し系ぬいぐるみ――とかいうやつですね?」
美咲
「高齢者向け福祉施設でも大活躍です♪」 ← パロ?(笑)
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『こ、これでもいちおう、四聖界の神なのだが・・・(しくしくしく)』
★ 3コマ ★
辰砂
「それで~?」
「このぬいぐるみが・・・いったいどうしたというのですか?」
美咲
「はい」
「今から樹神の術を使い・・・」
「辰砂さんとグランくんの魂と身体を入れ替えちゃいます♪」
辰砂
「なにぃいいいーーーーーーーーーー!!(叫び)」
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『ちょっ、美咲ーーーーーーーーーー!!(泣)』
美咲
「グランくんと入れ替われば」
「肉体の崩壊とか考えなくてすむはずです」
「これで、鬼さんを捕まえる必要もなくなりましたよね♪」
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『って、この一角鬼はそれでも構わないかもしれないが』
『崩壊間近な身体に移るわたしはどうなるのだ!?(大汗)』
美咲
「グランくん・・・」
「・・・・・・・」
「・・・惜しい人(?)を亡くしました(しくしくしく)」
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『ちょっと待てーーーーーーーぃ!!』
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
ルシフ ← 撮影中♪
「やっぱりおまえ、アリスだろ・・・(じぃ~~~っ)」 ← 今回は違います(笑)
★ 4コマ ★
美咲
「さぁ、それでは早速・・・魂の入れ替え“実験”をはじめましょう♪」
「えろいむえっさいむ、えろいむえっさいむ!」
「我は求め、訴えたり!!」 ← 邪神復活?
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『みみみ、美咲ーーーーーーー!!(叫び)』
美咲
「グランくん、動かないでください!」
「術がズレたら、大変なことになりますよ!!」
「えろいむえっさいむ~♪」
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『ぎゃあああああーーーーーーーーーー!!(泣き叫び)』
辰砂
「ふふふ、ふざけるなぁあああ!!(激怒)」 ← グランゾルを地面に叩きつける
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『ぎゃふっ!(涙)』
美咲
「なっ!」
「辰砂さん!?(汗)」
辰砂
「なぜわたしがこんな似非ぬいぐるみにならなくてはならんのだ!(怒)」
美咲
「・・・・・・・」
「じゃあ、辰砂さんはどうしたいというのですか~?(もぉ~)」
辰砂
「だから、お互いの主張を掛けて戦えばいいだろ!!(がぁあああ!!)」
美咲
「え~~~っ・・・(戦うの~~~)」
グランゾル(ぬいぐるみ型)
『た、助かった・・・のか?(どきどきどき)』
★ コメント ★
結局は戦いになりそうですね♪