番外編 216 「就活に有利です♪」
4コマ劇場 アイオライト_309・・・・・2010/01/12
シリーズ3
タイトル「就活に有利です♪」
★ 1コマ ★
ルチルクォーツ王都にて・・・
スファレライト
「あ~あ・・・」
「王都から外へ出ることができるから冒険者になったのにな~」
少年
「・・・・・・・」
「わざわざ外へ出なくても、王都にいれば一生不自由しないだろう」
「なぜ危険を冒してまで外界へ出ようとする?」
スファレ
「ふっふっふっ、愚問だね♪(にこっ)」
「それが冒険者の心意気ってもんでしょう♪」
効果音「ずががーーーーーーーん!!」
少年
「・・・・・・・(はぁ~)」
「早死にするタイプだな・・・(やれやれ)」
スファレ
「なにをーーーーーーー!!(むきーーーーーーー!!)」
★ 2コマ ★
少年
「おまえは外の世界を甘く見すぎている・・・(ギロリ)」
スファレ
「うぐっ!(汗)」 ← 冒険者認定協会でも同じことを言われた♪
「レベル1のヒーラーのくせに・・・(涙)」
「だいたい、偉そうに言っているけど」
「自分だって外に出たことないんでしょ!」
「どうして危険だってわかるのよーーーーー!!」
少年
「誰が外に出たことないんだって?」
「おまえと一緒にするな・・・(ぼそっ)」
スファレ
「え・・・?」
「外に出たこと――あるの?」
少年
「ああ・・・」
「一応、単独行動を許されている」
★ 3コマ ★
スファレ
「なによそれーーーーー!」
「どうしてあなたには許可が出てるのよーーー!!」
少年
「ふっ・・・(微笑)」
「そんなこともわからないのか?(にやり)」
スファレ
「だから~!(涙)」
「わたしとあなた・・・」
「同じレベル1で、いったい何が違うって言うのよーーーーー!!(泣)」
少年
「それは・・・」
スファレ
「それは?(ぐすっ)」
少年
「オレがヒーラーだからさ♪」
スファレ
「えぇえええーーーーーーー!!(叫び)」
★ 4コマ ★
少年
「つまり、戦士と比べてヒーラーは優遇されているんだよ♪」
スファレ
「ちょっ!」
「ヒーラーに比べたら戦士の方が強いでしょ!?」
「なのに、どうしてヒーラーだけが!!」
少年
「戦士はある程度の強ささえあれば誰でもなれるが」
「ヒーラーは回復法や回復術が使えないとなれない・・・」
「つまり、特殊技能!!」
スファレ
「なぁあああーーーーーーーーーー!!(叫び)」
少年
「就職活動でも聞かれるだろう?」
「『何か資格はお持ちですか?』って・・・」
スファレ
「し、資格!?」
少年
「考えてみろ・・・」
「どこかのパーティに入れてもらおうとしたとき」
「ただの戦士ですって言ったらなんて思われる~?」
「レベル1の戦士なんて、初心者パーティでしか需要が無いだろ?」
「その点ヒーラーなら、弱くても回復法術が使える・・・」
「だから、資格――特殊技能!!」
スファレ
「し、しまったーーーーー!!(叫び)」
「選ぶ職業、間違えたーーーーーーーーーー!!(うにゃ~~~~~!!)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
通行人×15
『な、なんだこいつら・・・(どきどきどき)』
★ コメント ★
RPGの主人公も、回復魔法が使えないとね♪ ← 基本でしょ(笑)