番外編 210 「鬼神伝20 瑪瑙国の鬼将軍」
4コマ劇場 アイオライト_303・・・・・2009/12/25
シリーズ3
タイトル「鬼神伝20 瑪瑙国の鬼将軍」
★1コマ★
みことの屋敷にて・・・
ショウ(三歳児バージョン)
「それじゃあ、潜入中のルゥーを除いてみんな揃ったことだし」
「アクア、瑪瑙国について報告をお願いできるか?」
アクアマリン(仔犬型)
「はい、わかりました♪」 ← 尻尾を振っています♪
「え~、琥珀国を取り囲む三国のひとつ、瑪瑙国の現状ですが~」
「みことさんや水刃さんから聞いていたような常に争いごとの絶えない国ではなく」
「鬼族が平和に暮している穏やかな国でした」
みこと
「えっ!?」
「そうなのですか!!(どびっくり)」
アクア
「はい」
「もちろん国境付近では軍隊も確認できましたが」
「国の内側は、ほとんどこの琥珀国とかわりありませんでしたよ」
水刃
「た、確かにここ十数年、瑪瑙国から攻撃を受けたことはないが・・・」
「それも他国を油断させるための作戦なのでは?」
アクア
「え~っと・・・」
「じつは、本当に偶然なんですが・・・」 ← いいえ、偶然ではなくリアンの策略です♪
「現在、瑪瑙国の鬼将軍代行をされている天河さんと知り合うことができまして~(苦笑)」
「色々と、お話を伺うことができたのですよ~(あははっ)」
みこと
「えぇえええーーーーーーー!!(どびっくり)」
★2コマ★
アクア
「天河さんによりますと~」
「圧倒的な力を誇っていた鬼将軍銀砂さまが」 ← 月長石渓谷の鬼に出てくる里の長老様
「三国の争いに嫌気が差して鬼界を離れられてから」
「瑪瑙国には鬼将軍が不在となっているようなのです」
「いえ、正確には鬼将軍となられた御方が行方知れずとなっているのだとか・・・(汗)」
ショウ
「おいおい、なんだその適当さは~(汗)」
「十数年も鬼将軍が不在で、よく国が成り立っていたよな~~~(大汗)」
アクア
「あははっ・・・(苦笑)」
「で~、現在の瑪瑙国鬼将軍は銀砂さまの御子息で銀星さま・・・」
「どうやら銀星さまは、御自身が鬼将軍に即位したことも知らず」
「己の剣技を高めるため、諸国修行の旅を続けているようなのです」
ショウ
「なるほど・・・」
「鬼将軍が不在であったため、国が一気に平和へと傾いたわけだな」
水刃
「そのようですね」
「鬼将軍の強さに対抗できるのは、やはり鬼将軍だけですから・・・」
みこと
「あ、あの~・・・」 ← 恐る恐る手をあげる
「アクアちゃんの説明通り、瑪瑙国が平和だというのなら」
「一度、鬼将軍代行をなされている天河さまと、お話をしたいと思うのですが・・・」
★3コマ★
水刃
「なっ!」
「みことさま、何をおっしゃっているのですか!!」
「たとえ平和になったとはいえ、相手はあの瑪瑙国!」
「出会った瞬間、殺されるのがオチですぞ!!(汗)」
みこと
「そんな・・・」
「いきなりバッサリと両断はされないと思うのですが~(苦笑)」
水刃
「いいえ、わかりません!」
「瑪瑙国には残忍で非情な鬼族がたくさんいるとの噂があります」
「相手がこの琥珀国に攻め込んでこないのであれば」
「触らぬ神に祟り無し・・・ではないでしょうか!」
みこと
「で、でも、瑪瑙国だって両隣の血星石や孔雀石からの脅威にさらされているのですよ」
「同じ鬼界の仲間なのですから、琥珀国だけが無事ならそれでいいというわけではありません」
「わたしたちに何かできるとは思いませんが・・・」
「一度話し合って、お互いに解決策を見つけ出すのも必要なことではないでしょうか?」
水刃
「しかし・・・ですね~~~(汗)」
アクア
「あ~、なんといいましょうか~~~(大汗)」
みこと
「え?」
水刃
「ぬ?」
アクア
「そういったお話は~」
「御本人がいらっしゃらないところですべきではないでしょうか~?(どきどきどき)」
天河
「え~、一応話題の中心人物」
「瑪瑙国の鬼将軍代行を務める天河です♪」 ← ずっとアクアの隣りにいました(笑)
みこと
「えぇーーーーーーー!!(どびっくり)」
水刃
「なぁあああーーーーーーーーーー!!(涙)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★4コマ★
ショウ
「天河さん、おひさ~~~♪」
天河
「あら、ショウさま・・・」
「またちびっ子になっているんですね~(うふふっ)」
アリス
「天河さん、天河さん!」
「あたしたち、初対面!!(苦笑)」
天河
「あらあら、これは失礼しました」
「というわけで~、みことさま・・・はじめまして(ぺこり)」
「あなたとは、良いお友達になれそうです♪」
「で~、そっちの御付は、さっさとクビにしたほうがよろしいのでは?」
水刃
「いやっ、その~」
「し、失礼いたしましたーーーーー!!(泣)」
ショウ
「それで、今更、初対面って気は全然しないわけだが~・・・」
「リウム、そちらにいらっしゃる鬼族の御仁は?」
銀星
「はっ!(ぺこり)」 ← 土下座
「お初に御目にかかります、ますた~殿!!」
「某、りうむ殿に弟子入り志願しております」
「瑪瑙国の銀星と申します!!」
リウム(少女型)
「・・・・・ごはん(ぼそっ)」
天河
「め、瑪瑙国の・・・銀星?(大汗)」
みこと
「って、瑪瑙国の鬼将軍さまーーーーー!!(どびっくり)」
銀星
「いいえ・・・」
「確かに某の出身は瑪瑙国ですが、鬼将軍ではありませぬ!!」
ショウ
「いやいや、銀星さんは以前から瑪瑙国の鬼将軍って設定ですよ(汗)」
銀星
「おぉ~、設定というのならしかたありませんな・・・」
「あらためまして、某、瑪瑙国の鬼将軍銀星と申します!!(ぺこり)」 ← 土下座
アリス
「腰低っ!!(どびっくり)」
天河
「銀星さま、銀星さま・・・(涙)」
「この、小汚いおっさんがわたしの未来の夫・・・銀星さま!?(しくしくしく)」
銀星
「ぬ・・・?」
「・・・夫(なんのことですかな?)」
説明文「銀星さんと天河さん、ショウたちに合流しました~♪」
★コメント★
天河さんは銀星さんの婚約者です♪ ← 銀星は知りません(笑)