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 番外編 195 「月長石渓谷の鬼24」

4コマ劇場 アイオライト_288・・・・・2009/10/29

 シリーズ3

  タイトル「月長石渓谷の鬼24」


★1コマ★

月長石渓谷の入口付近にて・・・


 辰砂しんしゃ

「そうですか・・・」

「天音さんたちを逃がしてしまいましたか・・・(怒)」


 山伏

「も、申し訳ございません!!(ガタガタブルブル)」


 辰砂

「まぁ良いでしょう」

「あなたたちには、それほど期待はしていませんでしたから♪」


 山伏

「そ、そんなぁーーーーー!!(涙)」(ずががーーーーーーーん!!)


 辰砂

「実験体の準備をしてください・・・」


 研究員

「しょ、所長!」

「まさか、アレを使うおつもりで!?」 ← 真っ青な顔で大きなコンテナを見る

「危険です!」

「まだ制御系が完全ではありません!」

「いま解き放ってしまえば、いったいどうなってしまうか!!(大汗)」


 辰砂

「大丈夫ですよ♪」

「この手の獣は、おのれとの力関係を見せ付けてやれば」

「命令を聞くようになりますから♪」 ← コンテナの扉に手をかける


 研究員

「ちょっ!」

「なに、中へ入ろうとして・・・(汗)」


効果音「きぃ~~~っ、ばたん!」 ← 扉を開いて閉める音♪


 研究員

「あぁあああっ、所長!!(入っちゃったよ~!)」


★2コマ★

コンテナの中にて・・・


 ???

『がぐぅるるるぅ~(怒)』


 辰砂

「さぁ、あなたたちの出番ですよ♪」


説明文「非常照明の青白い光りに浮かび上がったのは不気味に蠢く巨大な獣」

  「一つの身体に三つの頭を持つ凶暴そうな魔獣ケルベロスであった」


 魔獣

『がぁあああっ、がががっ!!(激怒)』 ← 辰砂を激しく吠え立て襲いかかる

『っ!!(汗)』 ← 辰砂に牙が突き刺さろうとする寸前、魔獣の動きがピタリと止まる


 辰砂

「あぶないあぶない・・・」

「もう少しで“殺してしまう”ところでしたよ~(苦笑)」 ← 右腕が異様なほど巨大化している


 魔獣

『が、がががっ・・・(大汗)』


 辰砂

「今の身体は、あまり上手くコントロールが利かないんですよ♪」 ← 瞳が赤くなり、額の中央が盛り上がる

「死にたくなければ・・・」

『おとなしく――命令ヲ・・・聞ケ!』 ← 皮膚が裂け、額には一本の大きなつのが出来上がった


 魔獣

『が、があああっ・・・(がたがたぶるぶる)』


★3コマ★

 一角の鬼

『オマエタチニハ、アル者ヲ殺シニ行ッテモラウコトニナル・・・』

『裏切リ者、水無月天音ヲナ――(くっくっくっ・・・)』


 魔獣

『ぐるるぅ~・・・』


 一角の鬼

『樹神ノ退魔師ガ邪魔ヲスルダロウガ遠慮ハイラナイ――マトメテ殺セ!』

『タダシ、鬼ハ一体モ傷ツケルナ・・・』


 魔獣

『・・・・・』 ← どうやら理解したようです♪


 辰砂

「ふぅ~、やはりこの変化は疲れますね~~~(やれやれ)」 ← 元に戻った

「さて、早速作戦を開始してもらいたいのですが~・・・」 ← コンテナの扉を開けて外に出る

「いつまでも実験体DZW-014では呼びにくいですね~」

「今からあなたたちの名前は、浅葱あさぎとすることにしましょう♪」

「素材となった退魔師の名前も、たしか浅葱でしたからね~(にやり)」


効果音「ざわざわざわ」 ← 魔獣の姿を見てざわつく研究員たち


 浅葱

『・・・アサギ(ぼそっ)』 ← 辰砂に従うように外へ出る

『アマネ・・・殺す(ぐるるぅ~)』


 研究員

「じ、実験体DZW-014が・・・」

「喋った!?(大汗)」(そんな知能があるはずない・・・)


 辰砂

「さぁ、浅葱さん」

「お行きなさい!」

「裏切り者の天音さんを・・・必ず始末しなさい!!」 ← 渓谷へ向けて腕を突き出す


 浅葱

「がぁあああああーーーーー!!(叫び)」


説明文「激しく吠え立てながら、三つ頭の魔獣浅葱は渓谷の奥へと消えて行った」


★4コマ★

 辰砂

「・・・・・・・」 ← 腕を突き出したポーズのまま固まっている


 研究員

「所長・・・(汗)」

「差し出がましいようですが~」

「いくら天音さんが裏切ったからといっても」

「実験体を差し向けるなんて・・・」

「人の身でかなう相手ではありませんよ(大汗)」


 辰砂

「・・・・・」

「・・・・・・・」

「・・・うん(ぼそっ)」


 研究員

「・・・・・・・・・・(大汗)」

「しょ、所長?(うんって・・・)」


 辰砂

「あぁあああ~~~!」 ← 頭を抱えて叫び出す

「ほんと、天音さんは大丈夫なのでしょうかーーーーー!?」

「万一、浅葱さんに怪我でもさせられたら~~~(涙)」


 研究員

「・・・って(汗)」

「所長が解き放ったんですよね」

「天音さんを始末しろ・・・って(どきどきどき)」


 辰砂

「・・・・・・・(うっ)」

「あぁ~、天音さん!」

「無事でいてください~~~!!(涙)」


 ルシフ

「大丈夫ですよ、所長さん・・・♪」

「娘さんには、うちの美咲がついていますから♪」 ← うちのって(笑)


 辰砂

「る、ルシフ屋さん~♪」


 ルシフ

「あいつは、へっぽこマスタ~青山七瀬を除けば」

「最強の人間族・・・」

「彼女と一緒にいれば、たとえ魔獣が相手でも安全です♪」


 辰砂

「ほ、本当でしょうね~・・・?(どきどきどき)」


 ルシフ

「それに・・・」

「娘さんの成長記録には危機的状況のイベントが不可欠!!(断言!)」 ← クリエイター魂♪

「それによって『天音ちゃん16歳のおもいで』は」

「より素晴らしい作品へとなるのです!!」 ← 現在も撮影中~


 辰砂

「おお~、なるほど!」

「さすがは『優子ちゃんシリーズ』のルシフ屋さん!!」

「天音さんの成長記録をあなたにお任せして良かったですよ~~~♪」


効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」


 ルシフ

「ふっふっふっ、お任せください・・・(にやり)」

「わたくしどもルシフ屋総本舗にお任せいただければ」

「娘さんも優子ちゃんのように聖界的アイドルにすることも夢ではありません♪」


 辰砂

「おぉ~、頼もしい♪」

「今後とも、よろしくお願いします♪」


 ルシフ

「お任せください♪(わっはっはっ♪)」


 研究員

「・・・・・・・(汗)」

「所長、あいかわらず親バカですね(大汗)」

「しかも、イベントがやらせ臭いですし・・・(苦笑)」



★コメント★

 辰砂が・・・、辰砂が変だぁーーーーー!!(笑) ← 小説版ではもっと悪♪

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