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 番外編 194 「月長石渓谷の鬼23」

4コマ劇場 アイオライト_287・・・・・2009/10/27

 シリーズ3

  タイトル「月長石渓谷の鬼23」


★1コマ★

月長石渓谷にて・・・


 美咲 ← 気絶している白緑びゃくろくを背負って超速移動している

「よっと・・・」

「これで撒けたかな?」 ← 緊急停止♪(白緑を地面に下ろす)


 天音

「ぜぇぜぇぜぇ!(大汗)」

「ぜぇぜぇぜぇぜぇぜぇ!!(し、死ぬ・・・)」

「ぜぇぜぇ・・・って、なんで汗一つ掻いてないんだよ!!(うぎゃーーーーー!!)」


効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」


 美咲

「えぇ~?(どうしましたか~?)」 ← 平然としています


 天音

「まぁ、あんたの異常さは、いまさらなんだけどね~(汗)」


 美咲

「異常って・・・(涙)」 ← 懐から宝珠を取り出して地面に投げる

「そんなんじゃないですよ~~~(苦笑)」 ← 指で複雑な印を組みながら、呪文を唱えている


 天音

「って、さっきから何をしているんだ?」

「ここへ来る途中も、いくつかその宝珠を投げつけていたようだけど」


 美咲

「はい、宝珠を中心に誤認結界を張ってみました」

「これで、あの山伏のコスプレイヤーさんも追って来ることはできないでしょう♪」


 天音

「こ・・・、コスプレ?(大汗)」


 美咲

「はい、なりきりコスプレイヤーさんです♪」(いや~、本物みたいでしたよね~)


 リーンウィック(ぬいぐるみ型)

『って、もうそのネタはいいから!!(叫び)』


★2コマ★

 天音

「そんなことより、なぜ止めた!」

「あそこで奴らを皆殺しにしておけば、誤認結界まで張って撒く必要もなかったのに!!」


 美咲

「・・・・・・・」

「それ、本気で言っているのですか?(じぃ~っ)」


 天音

「当たり前だ!」

「こちらが少数の場合、れる時に数を減らしておくのは戦いにおいて常識だろ!!」

「まさか、敵なのに殺すなとでも言うつもりか!?」


 美咲

「・・・はい」


 天音

「けっ!」

「これだから樹神こたまの退魔師は~!!(怒)」


 アルフォーニ(ぬいぐるみ型)

『ふ、二人とも落ち着いて!(汗)』


 美咲

「で、でも、天音さんが~・・・(涙)」


 リーンウィック(ぬいぐるみ型)

『だが美咲よ・・・』

『天音の意見は、ある意味正しいと言えるぞ』


 美咲

「えっ?」


 リーンウィック(ぬいぐるみ型)

『なるべく相手を傷つけたくないお前の気持ちもわかる』

『しかし、みながみんな――お前のように強くはない・・・』(七瀬のような特殊能力もないし)

『少しは“弱い者の立場”を理解してやれ(うんうん)』 ← 頷いている


 美咲

「そ、そうですね・・・(しゅん)」


 天音

「誰が弱い者かーーーーー!!(うにゃーーーーー!!)」


★3コマ★

 美咲

「でも、天音さん・・・」

「あなたの行いは、あなたのご両親を悲しませることになります・・・」


 天音

「なに・・・」

「ご両親――だとぉ~~~(怒)」 ← 両親は鬼によって殺されている(4年前)


 美咲

「あなたのお父様はこうおっしゃっています・・・」

復讐ふくしゅうのために、水無月の術を使うとは何事か!!(叫び)』 ← 明らかに口調が変わる


 天音

「なっ!!(びっくり)」


 美咲

『くだらない修行によって身に付けた殺人技など、もはや水無月の術ではない!』

『退魔師とは、陰ながら人々を災いから護る者・・・』

『命を粗末にし、絶つ者では、断じてない!!』

「・・・水無月の術?」 ← 美咲の口調に戻る

「へぇ~、天音さんって本当に退魔師だったんだ~(なるほど)」


 天音

「お、おい、へっぽこ退魔師・・・(大汗)」


 美咲

「そして、天音さんのお母様はこうおっしゃっています・・・」

『天音・・・』

『鬼の子を護るために戦ったこと――お母さんは誇りに思いますよ・・・(にっこり)』


 天音

「お、お母さん・・・!?」


 美咲

『天音・・・、あなたが生きていてくれて本当に嬉しく思っています』

『だから、鬼への復讐なんて忘れて、あなたは幸せになってください・・・(涙)』

「・・・え~、以上です(ぺこり)」 ← 口調が戻る


 天音

「・・・・・・・(涙)」


★4コマ★

 白緑 ← ちょっと前から意識を取り戻していた

「天音お姉ちゃん、泣いてるの~~~?」 ← 心配


 天音

「な、泣いてなんかいないよ!」

「っていうより、樹神美咲ーーー!」

「つまらないお芝居をしてよくもバカにしてくれたわね~(むっ)」

「どうやってわたしの過去を調べたの!!(怒)」


 美咲

「えっ、調べたって・・・(汗)」

「わたしは、ご両親の言葉をそのまま伝えただけですよ~」


 天音

「まだからかう気~!?」

「わたしの親はねぇ!」

「四年前、一角の鬼に殺されてるのよ!!」


 美咲

「はい、お二人に聞きました・・・」


 天音

「だから、どうやって――どこで聞いたっていうのよーーー!!(涙)」


 美咲

「ですから~」

「たった今・・・」

「天音さんの背後にいらっしゃる」

「霊体のご両親に・・・(ぼそっ)」 ← 霊視中~♪


 天音

「ひゃひぇっ!!(びくっ!!)」

「・・・・・」

「・・・・・・・(汗)」

「・・・・・・・・・・(大汗)」

「ま、マジ!?(どきどきどき)」


 美咲

「マジです(こくり)」


 白緑

「あうあぅ~(涙)」(おばけ、恐いよ~~~)


説明文「美咲は除霊関係も得意です♪」



★コメント★

 葵さんも、最初は幽霊(?)でしたからね~~~(苦笑)

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