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 番外編 166 「月長石渓谷の鬼10」

4コマ劇場 アイオライト_259・・・・・2009/08/27

 シリーズ3

  タイトル「月長石渓谷の鬼10」


★1コマ★

月長石渓谷麓の町にて・・・


 美咲

「え〜っと、町長さんのお宅は〜・・・あそこだよね(汗)」 ← 物陰に隠れている

「なんだか取材の人とかが多すぎて」

「見つからないようここまでくるのに苦労したよ〜〜〜(やれやれ)」


説明文「近くの民家から、テレビの音声が聞こえてくる」


 レポーター(声だけ)

『たったいま、新たな情報が入ってきました!』 ← 鬼目撃の特別番組♪

『鬼が目撃されたという月長石渓谷にて』

『なんと、小学生の巫女さんが現われたということです!!』

『鬼と巫女、何か関連があるのでしょうか!?』


 美咲

「小学生じゃないもん・・・(しくしくしく)」 ← 一応、中学生です♪


 レポーター(声だけ)

『あ、ちょっと待ってください!?』

『この巫女さんって・・・』 ← たぶん映像を確認している

『聖界最強トーナメント ベニトアイトに準優勝した美咲ちゃんじゃないですかーーー!?』

『たしか美咲ちゃんは、異形や妖怪なんかを退治する樹神の退魔師でしたよね!』

『美咲ちゃんが現われたということは、間違いなくこの月長石には鬼が実在することでしょう!!』


 美咲

「あ〜う〜(涙)」

「樹神の退魔師の存在は、いちおう秘密なんだけどな〜〜〜(泣)」(葵さんに怒られる〜)


 レポーター(声だけ)

『やっぱり鬼は実在していたのです!!(叫び)』 ← 興奮しています♪


効果音「ずががーーーーーーーん!!」


★2コマ★

町長の家にて・・・


 美咲

「こ、こんにちは〜〜〜(汗)」 ← 小声で

「月長石渓谷の鬼のことで、町長さんにお話があります〜〜〜」


効果音「かちゃっ・・・」 ← 玄関が少しだけ開く


 町長 ← おじいさん

「何度来ようが無駄じゃ」

「鬼の話など知らん・・・って、なんじゃお前さんは?」(レポーターじゃないな?)


 美咲

「はじめまして、わたし樹神の退魔師で樹神美咲といいます(ぺこり)」

「今日は、二十年前にこちらで保護されていた鬼の子供――山吹さんについて」

「お話したいことがあってお伺いしました」


 おじいさん

「だから、鬼の話など・・・(怒)」

「・・・山吹じゃと!?(どびっくり)」


 美咲

「はい」

「二十年前に保護されて、最近渓谷で目撃された山吹さんのことです」


 おじいさん

「・・・・・・・」 ← 玄関を開く

「どうやら興味本位で鬼について調べているわけではなさそうだな・・・」

「さっさと入らんか!(むすっ)」


 美咲

「はい、ありがとうございます♪(にっこり)」 ← 気難しい老人にはなれている?(笑)


★3コマ★

町長の家の居間にて・・・


 美咲

「と、いうわけで〜」

「渓谷で山吹さんにお会いして、お二人への伝言を預かってきました」


 おばあさん

「そうですか〜」

「あの子は、元気にしていましたか・・・」


 グランゾル(ぬいぐるみ型)

『そう・・・』

『たった七日間のことではあったが』

『この老夫婦にとって、山吹と暮した日々はかけがえのないものとなっていた・・・』


 おじいさん

『なんじゃ、この喋るぬいぐるみは・・・?(汗)』


 美咲

「あ、気にしないでください♪(にっこり)」


 グランゾル(ぬいぐるみ型)

『ひどっ!!(涙)』


 美咲

「では、山吹さんからのメッセージを再生しますね〜」


説明文「美咲、懐から記録石を取り出して、空中へ録画した内容を映し出す」


★4コマ★

 山吹(立体映像)

『え〜っと、お久しぶりです。二十年前にお世話になった山吹です(ぺこり)』


 白緑(立体映像)

『きゃっほ〜〜〜う♪』 ← 突然、映像に割り込む


 山吹(立体映像)

『あっ、白緑びゃくろく!!』

『はぅっ!(恥っ)』

『こ、この子はわたしのおいの白緑で〜』

『こら白緑! 大人しくしなさい!!』


 グランゾル(ぬいぐるみ型)

『それは、まるで孫が祖父母に宛てたビデオメールのようであった(ぼそっ)』


 おばあさん

「山吹ちゃん、美人になって〜〜〜(涙)」


 おじいさん

「・・・・・・・」

「うぅっ・・・(泣)」 ← 滝のような涙を流している(笑)


 グランゾル(ぬいぐるみ型)

『うむ、感動的な光景だな・・・(うんうん)』


 美咲

「ど、どうしよう・・・(汗)」


 グランゾル(ぬいぐるみ型)

『ぬ?』

『美咲、どうしたのだ?』


 美咲

「今回、オチが無いよ!!(汗)」


 グランゾル(ぬいぐるみ型)

「・・・・・・・(汗)」

「・・・え?(どきどきどき)」


 美咲

「いや」

「話の最後には必ずオチをつけないといけないって」

「カナリーさんが・・・(汗)」 ← 本名 スペサルティン・ガーネット


 グランゾル(ぬいぐるみ型)

『ヤツは、どこぞの大阪人か!?(大汗)』


 美咲

「え、カナリーさんの出身は魔界(デマントイド王国)だよ」


 グランゾル(ぬいぐるみ型)

「マジでつっこむなよ・・・(涙)」



★コメント★

 すみません、今回オチ無しです(笑) ← こんな回もありますよ〜♪

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