番外編 147 「天空界でも大人気♪」
4コマ劇場 アイオライト_240・・・・・2008/12/02
シリーズ3
タイトル「天空界でも大人気♪」
★1コマ★
天空界、聖都コランダムにて・・・
綾菜(天空神サファイア)
「さぁ〜て、優子ちゃん(生け贄)を天空界に連れてきて今日で3日・・・」
「アルバイト(天空神代行)がんばってるかな〜?」
ジルコン(騎士団長)
「おぉ、これはこれは〜」
「“元”天空神の綾菜さまではないですか〜♪」
綾菜
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・元?(大汗)」
★2コマ★
ジルコン
「いやぁ〜」
「新しい天空神サファイアさまは」
「しっかり者で誰にでも優しく」
「なにより、働き者・・・」
「我々騎士団の手を煩わせることもなく」
「まさに天空族の長として相応しい方ですな〜♪」
綾菜
「つまり、わたしは〜」
「だらしなく、誰に対しても凶暴」
「どうにもならない怠け者・・・」
「しょっちゅう行方不明で騎士団に大迷惑」
「全然、天空族の長に向いてない・・・と?(怒)」
ジルコン
「まったくもって、その通り♪(あははっ)」
綾菜
「って、こらーーーーー!!(うぎゃーーー!!)」
★3コマ★
ジルコン
「いまや優子さまは我ら天空族のアイドル!」
「ファンクラブメンバーも、すでに8桁台に突入いたしまして〜」
綾菜
「凄っ!!(どびっくり)」(まだ3日目よ!!)
ジルコン
「さらに、“優子ちゃんシリーズ”も大人気でして〜」
「わたしもさきほど“リリカル☆優子ちゃん(魔法少女アニメ?)”全38巻を」
「まとめ(大人)買いしたところで〜(笑)」
綾菜
「ちょっと待ちなさい!」
「優子ちゃんシリーズって、たしかに大人気だけど・・・(汗)」
「天空界は外界との接触を極力避けているっていうのに」
「どこから入荷してきたのよ!」
ジルコン
「え?」
「そこにある売店でいろいろ売られておりますが・・・」
綾菜
「こ、売店・・・って(汗)」
「いつそんなのが出来・・・」 ← 売店に視線を向ける
★4コマ★
売店看板「ルシフ屋工房 天空支店」
綾菜
「いやまあ予想はしてたけど・・・」
「すごい規模ね・・・」
「大繁盛ですやん・・・」
「っていうか、無許可であんな店立てるんじゃねぇ!(怒)」
ジルコン
「今、一番流行っているのは」
「“優子ちゃんと握手しよう♪”で〜」
「サイン付き3000ラダム(通貨?)で2時間待ち」 ← すげぇ行列が出来ています♪
「ほら、今も優子さまが握手なさって・・・」
綾菜
「って、どう見ても被り物でしょーーー!!(叫び)」
優子?(頭だけ被り物)
「はい、これからも応援よろしくお願いしますね♪」 ← ぎゅっと握手♪
天空族(青年)
「は、はひっ!(緊張)」 ← 全然気づいていません♪
「ま、まかせてください!!(照れ)」
綾菜
「あ、あれってルシフ(魔王ルシフォン)・・・よね?(男だよ)」
ジルコン
「え?」
「ルシフと申されますと、我々の怨敵でもある魔族の王の・・・」
綾菜
「そう、魔界一の大国デマントイド王国の魔王・・・」
ジルコン
「ふむ、それは弱りましたな〜〜〜」
綾菜
「・・・何が弱ったのよ?(汗)」
ジルコン
「あの魔族を天空界より叩き出せば」
「この先、優子ちゃんシリーズの入荷は絶望的・・・(真剣)」 ← そっちかよ!
「それなら、このまま知らないフリを続けて〜」
綾菜
「騎士団長の言葉とは思えない発言ね〜(大汗)」
「まぁ〜なんでもいいけど、気をつけなさい・・・」
ジルコン
「は?(何をでしょう?)」
綾菜
「本当に怒ったときの優子・・・」
「たぶん、わたしより恐いから・・・(ぼそっ)」
ジルコン
「またまた〜、ご冗談を〜〜〜♪」
綾菜
「いや・・・」
「マジだって・・・(どきどきどき)」
説明文「この後、優子に気づかれたルシフ屋工房天空支店は即閉鎖・・・」
「捕まったルシフは、見せしめのため火あぶり釜ゆでの刑に処され」 ← 魔女狩り?
「売りさばかれた優子ちゃんシリーズは強制回収の対象となる(各住居家探し)」
「これが天空界の歴史に残る“天使と悪魔事件(意味不明)”である(笑)」
「だが、全てを回収することは不可能で、一部のアイテムがプレミア価格により流通」
「今も、天空界の闇市場で・・・以下略(爆)」
★コメント★
怒った優子はラルドよりも強いと思います(笑)