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大地への帰還  作者: 桐生真之
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流転

「ね―んね―ん―ころ―り―よ―おこ―ろ―り―よ―」

「なんか、赤ちゃん、おさるさんみたいっ」

「しぃー、いま雪枝が、お乳を飲んでいますからね。あなたにもそんな時があったのですよ、夏木」

 私には家族がいます。平凡な家族ですが、夫は優しく、四人の子供に囲まれて幸せに暮らしています。この子たちには何故か、強い運命を感じてしまいます。ですがそれも、あたりまえのことなのでしょうね。なにせ、私がおなかを痛めて産んだ子供達なのですから。

 愛する人との、愛の結晶ですから。

「榧、桃花と撫子を連れて来たよ」

「ありがとうございます、柳さん」

 時々、永い夢を見ます。永遠に続く、血の繋がらない家族のお話です。中には悲しいお話もありました。でも、彼らは最後には、幸せになれたのだと思います。

 私も彼らのようになれたらいいなと思っています。それを目指して生きていきます。

 だって、私は知っているから。私はこの手に、たいせつな物を掴んでいるから。

 私は、自分の喜びを知っているから。 

 私の喜びは、この愛を続けてゆくこと。

 だからそう。愛を続けよう。永遠の愛を。

 私達の愛は続いてゆく。そう信じて。


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