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奴隷娘の大逆転  作者: 逆辻 可愛
奴隷娘が暗殺組織に拾われるまで
36/45

32、目が覚めるとそこは…的なやつ

時間内投稿出来なさそうなので少し短めですが投稿です。

「ん…はっ!!ごめんなさいごめんなさいこ…」


(寝過ごした寝過ごした寝過ごした寝過ごした…鞭で叩かれる叩かれる叩かれる叩かれる叩かれる叩かれる叩かれる叩かれる…)


私は目を瞑り男たちが鞭を振るうのを待つ。しかし、一向に鞭は振るわれない。


おそるおそる目を開けてみる。そこはベッドの上だった。まどからは日が差し込んでいる。私は何がどうなっているのか分からない。


「あっ…そか…私逃げたんだった」


あの暗く冷たい監獄から、鞭で私の身体を傷つける世界から逃げ出すことが出来たんだ。


「およっ! 目ぇ覚めたようだね! みんな〜!!ちびちゃん起きたよ〜!! 」


「ふぇっ!」


突然外の窓枠に私とさほど変わらないくらいの少女が乗っていた。少女はこっちを見るとニコッと笑い声を上げる。みんな(・・・)と言うことは他にもいるのだろう。おそらくこの少女はあの赤髪の仲間なのだろう。


私が驚いていると急に私の目の前に布団に上に乗って現れる。あまりの突然の出来事に声を上げてしまう。


「ごめんね、ごめんね〜驚かせちゃった。あっ! 自己紹介まだだよね! 私の名前はソーラだよ〜。こう見えても17だからね! 君のお姉さんなんだからソーラお姉ちゃんと呼ぶがいいですよ!」


そう言って胸を張る私と変わらないぐらいに見える少女。しばらくするとドタドタという大きな足音が近づいてくる。そして2人の男の子がドアから顔をだす。1人は私が逃げる時に後から現れた髪をポニーテールのように結んだ少年と短髪の和服すがたの少年が顔を出す。


「俺が先に挨拶するからどけ!シェン!」


「シドちんこそ僕が先に挨拶するからどきなよ」


そう言って2人で言い争いを始める。


「ほらほら二人共、客人の前ですよ。みっともないですよ。おはようございます。イサシと申します。よろしく」


すると2人の後ろから長身でメガネをかけた男が現れ、2人の頭にゲンコツを落とす。


「あっ!イサシ兄! 俺が先に言うつもりだったのに! 昨日会ったの覚えてるだろ? シドウだ! シドって呼んでくれていいぜ! ちなみに歳は14だ!」


「二人共に先越されたじゃん…。まあいいか、僕はセンリ! みんなには何故かシェンって呼ばれてるけどね。呼び方は気にしなくていいよ。歳はシドちんと同じだよ。」


長身の男に続いて2人が自己紹介をする。目の前の少女も2人の自己紹介に対し笑みを浮かべている。


「あっ!そうでした。他の方が呼んでます。とりあえず広間に行きましょう。先に行ってますので、細かいことはそこのソーラに色々聞いてソーラと一緒に来てください。ソーラ、分かりましたか?」


「了解〜」


長身の男がそう言って2人の少年を連れて出て行く。


「さあ行こう! あっ!貴女のなまえ聴いてなかったね。なんていうの?」


2人きりになった部屋の中でソーラさんが聴いてくる。布団に馬乗りになっていた状態から今は床に降りている。私は遅れて迷惑になってはいけないと思いベッドから身体を出しながら答える。


「あっ…えっと、私はミズキって言います。」


「へ〜ミズキちゃんって言うんだね。よろしく〜。じゃあ行こ〜か!」


そう言って私の手を引いていく。








お読みいただきありがとうございます!


昨日今日とこんな時間ですみません。さらに今日は短いという…


しばらくは忙しい期間が続くため更新時間と話しの長さが短くなると思います。申し訳ないです。


次回も引き続き紅蓮の門のメンバー紹介&説明回の予定です。


では、

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