プロローグ的なやつ
つい、自分がもし他の世界にいたらどうだったのだろうか?と考えてしまうときがある。
漫画やアニメの主人公のように、剣と魔法の世界で魔王一味と戦い、世界を巨悪の手から救っていたのか。
はたまた、ギャルゲーの主人公のように沢山の女の子から好意を寄せられ、エッチなイベントに遭遇したりしていたのか。
それとも、そんな主人公たちの周りでその活躍やイベントをただ眺め、感動したり、羨ましがったりするような所謂モブでいたのか。
ーそんな生活でも構わないなー
あの頃の『俺』はそう信じて疑わなかった。
自分が存在してるこの世界より、異世界の暮らしの方が、きっと今よりも刺激があって、きっと楽しいものなんだろうと。
もし異世界に転生することになったとしても決して『俺』は挫けず、その運命を受け入れ、楽しく生きていくんだろうなと。
そう思っていた
そして、『私』は今、暗い檻の中で膝を抱えて泣いている。
お読みいただきありがとうございます!
作者は初投稿のため至らぬところが沢山で、
本当にすみません!
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※5年ぶりに少し編集しました!