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幸せの足音
【幸せの足音】
色とりどりに
飾られて
街路樹さえ
光をまとう街
ひとり歩いて
見上げた空から
聞こえてくる
かすかな鈴の音
暖かな灯が
揺れる窓
穏やかな気持ちで
心を満たして
更けていく
静かな夜
幸せの
足音のように
軽やかに
鈴が鳴る
【聖し この夜】
色鮮やかに
飾られて
美しく
輝く街
無邪気な夢を
枕辺に
子どもたちは
眠りにつく
灯すキャンドル
漂うアロマは
夢の香り
揺れる灯りに
夢を描いて
聖なる夜は
更けていく
【新たな夢を】
世界中に
輝く夢を
届け終えて
穏やかにほほえむ
サンタクロース
そりを引く
トナカイたちも
ほっと一息
軽やかな
鈴の音
優しい余韻を
心の中に
響かせながら
遠ざかる
また来る日へと
新たな
夢をつないで
【夢の余韻】星のように
きらめいた
光は消えて
どこか寂しげな街
キラキラ
こぼれる光
いくつもの
奇跡を起こして
それぞれの
クリスマス
キラキラ
キラキラ
夢の余韻を
心に残す
