村に付いたけど金欠
村は私の予想より大きかった。
キノコ「取りあえず洋服屋に行きましょう。」
ミケ「そうするニャン。」
石作りで有りながら大きな窓の有る洋服屋に入る事にした。
中に入ると広々としていて綺麗だ。
キノコ「テレサ様、この服など如何でしょう」
テレサ「却下します、それはただの布です。」
テレサ「店員さん、地味目で村娘に見える服て有りますか?」
店員「地味目ですか?」
「失礼ですが、お嬢様の用なお方は、村娘の服などより、此方のドレスがお似合いと思いますが。」
ミケ「テレサ様にはドレスが似合うニャン、でも今は村娘の服が必要なんだニャン。」
「あそこに有る用な服が良いニャン。」
テレサ「これ可愛い(*^o^*)」
「そちらに有るのはミケちゃんに似合いそう~」
ミケ「どれニャン?可愛いニャン。」
「それよりコレきてみるニャン。」
時間はかかったが可愛い洋服を買う事ができた。
武器は安物のサーベルで十分だろう、やや厚みの有るサーベルを買った。
当然の用にお金が無くなった。
ミケ「困ったニャン、もうお金が少ないニャン。」
キノコ「安い宿を探しても2日分位かな?」
テレサ「困りましたね。」
「とにかく安い宿を探しましょう。」
キノコ「分かりました。」
ミケ「あそこはどうかニャン、安そうだニャン。」
宿は小さく豪華では無いが綺麗にしてあった。
テレサ「小さいけど綺麗ですね。」
ミケ「ここなら、朝晩の食事付きで2人で3日間泊まれるニャン。」
キノコ「2人で?3人でじゃ無いの?」
ミケ「お前は野宿で十分ニャン。一緒では危険だニャン。」
キノコ「そんな~~~。」
テレサ「ごめんねキノコ。」
ミケ「それより明日からどうするかニャン?」
キノコ「モンスター退治でもしますか?」
ミケ「それが1番お金になりそうだニャン。」
「明日は朝からモンスター狩りで良いかニャン?」
テレサ「大丈夫、私頑張るね。」
キノコ「テレサ様が良いなら僕も良いです。」
ミケ「なら決定ニャン。」
朝食を食べるとモンスター狩りに出かける。村の周りに生息する(胴長ウサギ)を探すのだ。
森の中で倒しやすく売りやすい、毛皮が大きく毛質も良いので高価で取引され、肉も旨いのだ。
テレサ「なかなか居ませんね。」
ミケ「そうですニャン。」
キノコ「そうですね。」
「もう少し森の奥に行きますか。」
テレサ「仕方ないですね。」
ミケ「それしか無いニャン。」
ミケ「獣道だニャン、獣道に入らない用に平行に進むニャン。」
テレサ「獣道のが進みやすく無い?」
ミケ「獣道を通ると気配がモンスターに伝わるニャン、出来るだけ知られたく無いニャン。」
ようやくモンスターを見つけた。
予定とは違うが(ノコギリ狸)だ。
(鎌鼬)の上位種に当たるそれなりに手強いモンスターで有る。
ミケ「(ノコギリ狸)が3匹居るニャン。」
キノコ「手強いモンスターだから注意して下さいね。」
私はサーベルを抜き戦いの準備をしたが………
ミケちゃんがあっさり倒してしまった。
テレサ「ミケちゃん強い~~~」
ミケ「照れるニャン、」
テレサ「剣が流れる用に連続して3匹を倒してしまうなんて、凄いですよ。」
ミケ「テレサ様、今の私の動きが見えてたのかニャン???」
テレサ「え、速かったですが遠目だったので何とか見えましたよ。」
キノコ「ミケちゃんの動きが見えてるて凄いですよ。」
「ミケちゃんは、戦士の中でも速度だけなら最速クラスです。」
テレサ「ミケちゃん凄いんだ。」
ミケ「スピードだけニャン」