旅立ち
新しい日常にも慣れてきて日々楽しく過ごしている。
テレサ「ミケちゃん、散歩に行かない?」
聞いているが、強制なのだ、秘密基地とは言っても地下意外はちょと大きめな洋風の家で周りは森しか無い。
森の散歩はとても楽しいのだ。
小鳥のさえずりを聞きながらしばらく歩くと、木いちごがあった。鈴なりの木いちごをスカートに集めた。
テレサ「甘くて美味しいわよ。」
ミケ「美味しいですね、テレサ様。」
いくらでも食べる事が出来た、口の周りを木いちごの果汁で汚れたミケちゃんの姿は可愛い。
そんな、優しさ雰囲気を
とっぜんの、凄まじい音が吹き飛ばした、秘密基地の方からだ。
幾度もなる凄まじい轟音、私が戻ろとするとミケちゃんに止められた。
ミケ「テレサ様いけません、危険ですニャン、お戻り下さいニャン。」
テレサ「でも、基地の方から音が。」
「ほら、また。」
ミケ「いけ無いニャン、お願いだからここに居て欲しいニャン。」
私がミケちゃんの制止を振り切り秘密基地に戻る頃には、全てが終わっいた。
私は絶望に包まれ心が闇に捕らわれかけた時。
ミケちゃんが声をかけてくれた。
ミケ「テレサ様大丈夫かニャン。」
テレサ「誰がこんな酷い事したの?誰が…………」
ミケ「落ち着くニャン、」
テレサ「ミケちゃん誰かこんな酷い事を………」
ミケ「多分悪魔の仲間ニャン、お父様の技術が邪魔だったんだニャン」
テレサ「許せ無い………許せ無いょぅ私」
ミケ「テレサ様、強くなるしか無いニャン。」
テレサ「私、強くなる、そして戦士になりたい。」
ミケ「私も許せ無いのニャン、協力するニャン。」
ミケ「悪魔と戦うには、相当強くならないといけないニャン、時間もかかるニャン。」
「我慢出来るかニャン?」
テレサ「私、やるよ…………強くなる。」
私たちはその場をあたとにした。