着物リサイクル
掲載日:2026/09/04
近ごろ、若い人たちの間で、古着ファッションが人気のようですね。
おじいちゃんが着ていたジャケットで、自分なりのおしゃれを楽しんでいる人や、おばあちゃんの着物を今風に着こなしている人もいます。
江戸時代、着物は親から子へ代々受け継がれるものでした。
古着を商う店も多く、手頃な値段ですぐに着られることから、江戸や上方などの大都市では特に人気があったようです。
やがて、着物としての役割を終えると、座布団や袋ものなどに縫い直し、最後は雑巾になるまで徹底してリサイクルされました。
着物は、反物を直線で裁断し、直線で縫って仕立てるため、ほどけばもとの状態に戻すことができます。
着る人の寸法に合わせて、何度でも仕立て直せるので、体型が変化しても大丈夫。
また、染め直しもできるので、年齢や好みに合わせて色や柄を染め替えて、一枚の着物を長く着続けてきたのです。
いよいよ古くなった大人の着物は、傷んでいない部分を使って、子どもの着物に縫い直す。そんなリフォームも行われてきました。
昔の人の知恵がつまった着物を、見直してみる。古着ブームが、そんなきっかけになるといいですね。




