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四章四話イルの変化③



◇◇◇◇◇



遡る事、数百年も前の事だ。



魔物が出現する原理は、

大気中の魔素が

局所的に集結し、それが時空を歪め

魔界とのゲートとなり、

魔物がこちらの世界へ

やってくるというものだ。


魔素が少なければ、

それだけゲートも小さく、

そこを通れる魔物も小物になる。


しかし、八百年と少し前…


膨大な魔素の集結により、

特大ゲートが生成されてしまった。


以前より、この世界の進出を模索していた

魔王軍は、このゲートを

こじ開け、進出してきた。


世界各国が協力し、魔王軍に抵抗する。


そんな戦時下で…

剣士として頭角を現してきた

イリュート…イルは、各地を旅し

実力を上げながら、

魔物退治をしていた。


そんな旅の最中でリーンと出会い、

リーンのある願いを叶える為に

仲間になる。

そして、時を同じく

リーンの願いに呼応した者が集まり

パーティは六人となった。


各地を巡り、魔王軍の魔物を

退治していく中で、

いつしか、パーティは人々に…

英雄…又は

勇者パーティ、と呼ばれるようになる。


それぞれが各分野で世界最強の冠を得、

人々は、この者達こそ、

我らの希望だと…

魔王討伐を彼らに託す。


魔王を倒せば世界に平和が訪れる…


あと寸手で、

魔王にとどめを討てる


…筈だった。



そんな瞬間…



魔王は、死力を尽くし

我らパーティにある呪術を施した。


それは…

魔王しか使えぬような、

アルティメットな術ではない。


低級魔物でも使える、

ただの"混乱の術"だった


だが…


絶大な魔法力を有する魔王が

全ての力を込めて

繰り出した"混乱の術"は、

詠唱が何よりも早く、

耐術の結界も貫通し…

リーンら、パーティを直撃した。


仲間達は次々と混乱に陥いる。


…いや、どころか…


魔王の全ての力を持ってしての

"混乱の術"は、

皆を闇堕ちさせたのだ。


性質が"魔"となり、

正気を失ったパーティの面々は、

人間達を襲おうと動き始めた。



その時…



◇◇◇◇◇



(イルの変化④へ続く)

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