表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

73/92

四章三話光の剣士①【挿絵付き】




◇◇◇◇◇



「死んでも五秒止めましょう!」


そんな事を言って

不敵に口角を上げたイルに

リーンもまた苦笑いしながら言う。


「だが、死ぬなよ?」


かくして、二人は走り出した!




…一方、

"ラスボス"に吹き飛ばされ

横たわる宮廷魔術士は…


闇へ沈みそうになる意識を

必死で引き留めていた。


咄嗟に魔術で止血はしたが…

両手足がこのような事になっては…

もはや、逃げる事もできまい。

見くびっていた。

いや、己なりに

相当な準備をして臨んだつもりだったが…

このダンジョンの最奥の敵は

次元が違ったのだ。


最大の過ちは…

功を焦る余り、

護符の効果を見誤った事か…?

あの…旅の詩人を信じたのが

間違いだったか?


いや、

そもそも全てが…分布相応だったのか…



この身体では、

もはや帰還は叶うまい。

せめて、

これから起こる事を目に焼き付けよう


どうやら…

あの若き冒険者ニ人は

封印のラスボスを

抑えようとするらしいが…

残念だが…

次の魔物の攻撃で全滅するだろう…


誰が…あのような異次元の強さの

敵に勝てるというのだ、

全てを諦め、静観していた

宮廷魔術士だったが…

そんな時、耳を疑う言葉を聞いた。



「封印を解除する!!」



信じられない発言だった。

あの少女は…気でも触れたのか⁈


『封印を解除する?』


私が長年苦労し、

特殊なルートでやっと入手した、

あの護符でさえ…

一部分しか解除できなかったというに…

何を…


否定したかった

宮廷魔術士の目の前に…

否定できない事象が起こる。


宮廷魔術士は、魔法アイテムである

審議の眼鏡で少女のステータスを

見ることができた。


〈審議の眼鏡〉

《ステータスを数値化して表示できる魔法具》

越しに、少女の魔法力が

濁流の如く上がっていく!



魔法力…0…100…1300…5000...⁉︎



魔法力5000⁉︎


あ…ありえない…!


現存するギルドの記録でも、

魔法力の最高値は300が限度のはずだ!

人間では無理だ!

…いや、

魔族や、エルフだろうと…!


この少女は…何者なんだ??


挿絵(By みてみん)


◇◇◇◇◇


(光の剣士②へ続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ