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料理

作者: むいどま

うちのお母さんは料理が苦手だ。うちのお父さんも苦手で、僕はまだ料理ができない。


僕でもできる料理があればいいのにっていつも考える。包丁や火を使わずに完成しちゃうんだ。そもそも野菜なんかを洗うのも面倒だよね。

そうなると完成した料理を買ってきた方が早い気がするけれど、不思議なもので僕のうちは裏の畑でたくさんの野菜が収穫できるんだ。

料理スキルが必須だし、保存にも気をつけなくちゃいけない。だって、ジャガイモを転がしてたら緑色の綺麗な芽が出てきたしピーマンは真っ赤になって怒ってた。


だから、採れたて野菜をポンポンと入れてどかーんと美味しいものを作ってくれる鍋か何かがあるといいよね。そういうモノがあれば、料理屋さんは廃業に追い込まれるのだろうか。きっとすごいパフォーマンスと共に食べるとか、そういう付加価値が必要になってくるんだろう。

パーテイの時はきっとお店の方が盛り上がるだろう。僕も友達を呼んで盛大に開いてみたい。


でも、実はなにを隠そううちのお母さんはパフォーマンスが大得意なんだ!お父さんは助手だよ。僕はまだまだ助手見習い。手品だってジャグリングだってできるし、歌もダンスもすごいんだ。

つまり、我が家には最新式のお料理マシーンさえあれば盛大なパーティが開けちゃうってこと。なんてラッキーなんだろう!


早くスーパー楽ちんお料理マシーンができないかな。

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