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主人公A、ベットで寝れる

仕事中にネタがでたので文章にしてみました。完全に不定期です暇な方だけどうぞ!

 

 俺は、今3年前の背格好、服装、そして手には20センチも無い小柄な袋を持ち部屋に佇んでいた。

 今日、俺は帰ってきたのだと強く実感した。

 ただ少し違ったのはこの体が妙にうずくのだ。あの頃のように動かしたいと。

まるで、こんな情けなくはないだろう?と煽ってくるように


 そして、軽く体を動かしていると。下の階からどたどたと足音が聞こえてきた。


「うるさいなぁ、何時だと思ってるの。あんまりだとスイッチごとお母さんに渡すよ……ってやってない?」

 ああ、コイツは妹だ、多分、きっと、そのはず。

「何やら妙な思考が」

「ない。」

「いやいや」

「ない」

「そうですか。久々の妹に見惚れましたか?兄よ」

スマホをそっと出し、写メを撮影

→見せる

ふっやれやれ


( ゜Д゜)ナニカ? щ(゜д゜щ)ゴラー!


からの室内二階でのリアルファイト勃発。一応いっとくとコイツは召喚された世界の美女と比べてのも遜色ないLVではあるが()()()()気は互いに一切ない。良き兄妹でありゲームのライバルといえる。

「やっぱり、おかしい。これだけ打ち込んで貧弱兄に一発も入らないなんて。それにあの袋…」


というように元貧弱ボーイです。っていっても今戻ったばっかだから運動能力は多少引き上げられてる(貧弱一般人→クラスの中堅)程度なんだが、正直運動神経に関しては記憶であり経験なのだ、伊達に修羅場クグッてないぞ。そう某メガネ少年が運動神経が悪いと言われるもののその実スペックがくっそ高いように(個人の感想)


「二人ともうるさい!!!!」

その言葉とともに振り下ろされた拳は完全に死角から放たれたものだっと後に妹は語るあの母はいったい何者だというのか、妹も俺もフレーム単位の世界を見続けることに本気だというのに反応できないって。

 

 そして、翌朝当然の絶望が俺を襲う。勉強がわからない、ゲームの操作が追着かない、そして何より友人の顔と名前が一致するか不安だ友人Aとよぶか?


 そんなこんなで一年の範囲を必死こいて復習していると、妹がノックもせずに入ってくる。

「なんだ、今は勉強に忙しいから対戦は二週間後位で頼む。」

「長いよ!それより聞かせて、異世界に行ってきたんでしょ?どうだったの?ハーレム?無双?」

ああ、そういえばコイツもやはりオタだったんだねと懐かしみつつ。

「なんのことだ?」

と、軽く流すのが兄の嗜み

「いや、昨日の今日でゲーム・漫画・小説・アニメ以外まともに取り合わない兄がそんな姿さらせば皆気になるって。お父さんも、お母さんも気に恋人でもできたんじゃないかって疑ってたよ」

よしとりあえず、孫なんか遠いと話をつけに

「いや、だから逃げなくても良いじゃん。化け物って言える能力は持って帰らなかったみたいだし」

うん、この妹は。確信するのは良いが

「持ち帰らなかったんじゃない、貰えなかったんだよ。能力値の上昇は最低しかも基礎値に何倍とかで1.3倍とかいう気持ち程度、貰えたチートも残念賞として死ぬまでその袋の所有権ってだけだったよ。まぁおかげでその中に入れられるって条件で異世界の物も多少持って帰れたんだけど」


 そう本来持って帰れるものは身に着けた衣服や重すぎない靴など限定だとされていた。が、これは文字通り死ぬまで借りとく状態なので持っていける。正直有難かった。容量こそ10種×99と亜空間対応の道具袋としては、頼りないものの重量・レア度・形状には一切の制限がついていないのは有難かった


「っハ。で何持って帰ってきたの?エリクサー?オリハルコン?ミスリル?」

「妹よ無茶いうんじゃない、そんなの王様の王冠の一部とかにしか使われてなかった。エリクサー?八っあんな高いだけのものは買ってません。ポーションだって高級品で一本手にするのにどれだけかかったか。」

「えー、じゃぁ向こうの装備とか?」

「ありません。てかこっちに持ってきても飾るのも面倒だよ、あっちでの維持も大変だったし」

「じゃあ何貰ってきたの?降参するから教えてよ」

「んー、じゃあとりあえずこの教科書終わってからな。今日中に数学ⅠAとやっときたいんだよ」

「はーい」

「というか、お前も予習やっとくか?今終わってるとこまでなら見てやれるが」

さっと素早く立ち上がり移動を開始する妹、我が妹ながら勉強嫌いである。ま、春休みだし良いんだが。

一応、次は召喚時の対応~召喚された場所の説明あたりを書く予定です。

主人のチートは現代のが火を噴く予定。

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