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Girl In Black  作者: meg-meg
1/3

JKは波乱万丈?!

高校生活が始まりますね。初々しいどころぢゃ無いよ。ぜひGIBワールドにハマってください。よろしくお願いします。

 窓から光が差し込んでくる。いい朝……。

――って場合じゃない!!

「うわぉう!!遅刻だぁああああああああ!!」

「あんた、いつまで寝てたのよッ!!」

「お姉ちゃんこそ今日くらい起こしてくれたっていいじゃんッ!!」

 よりによって今日、寝坊してしまった。どうしてよりによってかって?

「今日は入学式なのにぃいいいいッ!!」

 そう。今日は高校の入学式。

 時計を見る。7時30分。電車発車時刻は7時40分。両親は仕事で出張中。姉、これから大学へ行く。――ってことは……

「行ってきまーすッ!!」

「朝ごはんは?」

「いらない!!」

 そう言い残して家を出た。もちろんもう着替えた。早業でしょ?

 愛車に(飛び)乗って出発。もちろん自転車。青春の象徴「立ちこぎ」。風が気持ちいい。(うそ。凄まじい風でオールバック状態。おぇええ、口に虫が入ったかも……)駅が見えてきた。

「はい残念。今行っちゃったわ」

 ニコニコ駅長野朗(ジジイでも可)め。

 こういう時の私の頭の回転は自慢ではないけど、とても速い。自転車の向きを変えて出発した。

「おい姉ちゃん、この制服だと桜蘭オウラン高だよな、ここからだと15キロ以上あるぞぉ」

「だって、こんな田舎じゃあ次は2時間後でしょ!!」

 またもやそう言い残して駅を後にした。うえー、疲れるー。


 桜蘭高校。

 普通なら新入生達が自分のクラス表を見るためにわんさか押しよせているはずだが……

「――いない。遅刻だ」

 13H。教室に向かう。

 ガラガラ……

 みんなの視線。先生もこっちを見てるし……。

「おはようございますッ!遅刻ですよッ!!席につきなさいッ!!」

 まあ、なんてアクセントの激しい先生おばさまなのかしら。そして、かなりお怒りのようだわ。――最悪。初対面からさよなら状態。通知表覚悟しとこ。

 席なんてすぐに見つかった。自分の席だけがぽつんと空いている、みんなの痛い視線を感じながら席に着く。やだぁ、そんなにわ・た・しを見つめないでぇ(んふっ)。←キモッ!!

「10分後には廊下に並んでいてください。入場しますから」

 先生が出て行った後、教室は急ににぎやかになった。緊張がややとけた感じ。もしかしたらその逆でテンションが異常に高いのかも。

 早速誰かが話しかけてきた。ショートヘアーで結構可愛い。ややつり目気味。色素が薄いのか、色白で髪はやや茶色。

「ねぇ、どこ中出身?」

「桜木中だけど。ねぇ、その前にまずは名前からでしょぉ。あたしは二ノ宮凛」

 冗談っぽく言ったら、相手は「ああ、そうだね」と小言を言ってから

「私は吉野あずさ。新田中出身。よろしくね」

「こちらこそよろしく」

「ねぇ、あとでメアド交換しようよ」

「いいよ」


 入学式はあっけなく終わった。名前呼ばれて、校長の話で来賓の話で……

「――退屈」

 校長はハゲてなかった。


「さっきの続きなんだけど……」

 あずさはひたすらしゃべり続ける。途中でもう一人連れてきた。

「凛、この子もよろしく」

 そういって連れてこられた子はやや緊張しているようだ。二つのおだんごヘアーでやさしそうな顔立ちをしている。

「赤原ルカです」

「ルカって呼んでやってね」

「ルカ、敬語使わなくていいよぉ」

「うん、ありがと。よろしくね」

「ルカと私は新田中で一緒。ルカって時々変なこと言うんだよ」

「えー、どんな感じ?」

「あずちゃん、やめてよぉ。はずかしいぃ」

 ルカは顔を赤くした。

「いいって、いいって。で、どんなこというの?」

「なんかねー、『宇宙人がいる』とか言ったり、周りには誰もいないのに一人で話をしてたりとか……あ、独り言ではない感じ。クスリでもやってるのかと思った」

「へぇー」

 こりゃまた面白い子がいるもんだ。見た目は普通なのになぁ。

「ま、たまーにそんな事があるくらいだから普段は普通だし、仲良くしてやってよ」

「うん、よろしくルカ」

「ありがとう、改めてよろしく凛ちゃん」


 クラスでの自己紹介や教科書の配布が終わって、いよいよ帰れるようになった。今日の午後は何しようかな。と考えながらスクバに荷物をつめこむ。

「じゃ、またメールするから」

 ルカとあずさに言葉をかけて教室を出た。もう廊下でみんなは今日出会ったばかりの人たちと仲良くなっている。中学校でも見ているみたい。

 HAR●TAのローファーをはきながらもっと浅履きの形にすればよかったと考えていた。今度、携帯用の靴べらでも買っとこう。

 学校を出てすぐに学校の敷地内にある、茶道部のための茶屋なのであろうか、しぶい古風な建物が目についた。まあ、今日からはこの桜蘭の生徒なんだし、見に行ってもいいだろう。行ってみた。

 周りは木々に囲まれているので隠れ家のようにも感じる。木の枝をかきわけて……話し声が聞こえる。しかも聞き覚えが。

「あ、ルカ!!ここで何してるの?」

「凛ちゃん、どうしてここに?」

「え、なんか面白そうだなと思って。ルカこそどうして?」

「え……えっと、ほら、ここって落ち着くでしょ?この建物、今使われてないから……」

 そういえば、校舎の裏に新しい茶屋があったっけ。

「誰と話してたの?」

「え!!?」

 ルカの顔が赤くなる。かわいい。

「空…耳じゃないかな……」

「うーん、そうなのかなぁ?」

 ま、いっか。さっきあずさが言ってたことだし。

「やだぁ、何これぇ!!カワイイ〜!!」

 ルカの手の上に黄色のポンポンに小さな目がちょこんとついたような顔に同じ大きさのポンポンの体と同じく黄色の細長い手足がついたような手のひらサイズのぬいぐるみが座っていた。もう片方の手には同じような青色のぬいぐるみ。それには頭に5つのとげみたいなものがついていた。

「ああ、これね。この黄色いのが『No.1017』、青いのが『No.0809』」

「うっそぉ、名前までついてるの?しかも、かわいそうな名前……」

「ねえ、せかっくだし一緒に帰ろうよ」

「うん。あたし、今日は自転車で来たから駅まで送っていくよ」

「ううん、私は歩きで来たから大丈夫。歩いて帰ろう」

「いいよ」

 ルカは意外によくしゃべった。中学校の話や今回の高校の先生達の話題、何でも話す子だった。今回の担任の石丸典子ではバカ笑いの連続だった。

「そしてね、その時に凛ちゃんが教室に入ってきてみんなびっくりしてたんだから」

 堤防ぞいであたしは自転車をおして、ルカと2人で並んで歩いていた。

「あれはすぐにわかったよ。みんなの視線がめっちゃ痛かったぁ。しかも典子がめっちゃアクセントのつけた声でわめいててさぁ、『わめキング』?」

「あははははは」

「中学校でもそんな感じの人がいてさぁ、生徒会担当。あれの顔はテレビみたいだった。英語担当も似た感じ」

「あはははははは。私の中学校の先生は……」

 ルカが笑って言おうとしたその時――

「……ッ!!何、あれッ?!!」とあたしの声。

 かかか…かわッ、川から何かが出てきた!!

 人間とか、犬とかじゃない!!別モノッ!!宇宙人だぁああああッ!!!

 そう、宇宙人!!巨大なゴキブリィィッ

 ルカは気絶してしまった。

「ルカ!!しっかり!!」

「ぎゃぁぁあああああああああああああああああああッ!!!」(ゴキブリのおたけび)

 もしかしたらあたしを見ての悲鳴かも。あたし、今日は眉毛ほとんどないし。

こっちのセリフだッ!!こっちも叫んでやるッ

「ぎゃぁぁあああああああああああああああああああああッ!!!」(あたしの悲鳴)

 きっとあたしの悲鳴をおたけびと勘違いしたのだろうか、巨大ゴキブリ(決め付け)が1歩後ずさった。ねえ、もしかしてあたしって化け物以上なの?!!

 待てよ、冷静に……

 もしかして、あたしたちって襲われるの?――相手は2メートル以上。襲われたらひとたまりも無い。気絶しそう。

 あたしが……死ぬ…?

「いやぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

 死にたくねぇよ!!

「おらあああああ!!かかってこいやぁッ!!」

 くそッ!死ぬくらいならあばれてやる。あっちが『怪物巨大ゴキブリ』ならこっちは『怪物眉なし女』だ!!

 そして向こうから襲ってきた。

 ウチのお姉ちゃんがやっているみたいにスリッパでつぶせるのもならつぶしたい。でも、そんなことは出来ない。大きすぎる。

 突進しながら相手は口をがばっと大きくあけた。食べる気だ!!

「……ッ!!」

 あたしはありったけの力で地を蹴り、横のほうへ跳んだ。それと同時に相手はあたしのいた空間を突き抜けた。あたしは空中で180度回転し、その背中をありえないほどの力で蹴った。確実にKOだ。ゴキブリが吹き飛ぶと同時にあたしが着地。何もかもがスローモーションのようだった。ふう、カッコいい!!

 気がついたらゴキブリが仰向けに倒れていた。

 でも、まだ終わりではなかった。ゴキブリが起き上がろうとしていた。

 あたしは残りの力を振り絞ってゴキブリへ駆け寄り、とどめに腹の柔らかい部分を足で貫いた。

 「グチョッ」と嫌な音がして、腹から緑色の液体が飛び散った液体がスカートにかかった。……カオにも。

「ひッ!!」

 もう、最悪。顔をしかめた。

 すると……

 パン…パン…パン……

 気がついたら周りには人がたくさんいてその中の1人が怪しい笑みをうかべて手をたたいている。そしてあたしの方へ……

「すごいね、君。連れは大丈夫だった?」

 あ、そういえばルカ。ああ、大丈夫みたい、ただの気絶だ。

「あのぉ、おにーさん、かなり怪しいんですけど」

 黒サンに黒スーツそしてなぜか赤ネクタイ。かなり目立つ。そして怪しすぎ。でもカッコ良さそうだ。目は見えないけどその他の顔立ちが綺麗で髪型も片方は短めでもう片方はやや長めにながしてある。イマドキ。しかし、スーツ。←これはちょっとねー

「もしかしてこの化け物の正体知ってんの?宇宙人だったりして」

 そんなわけないか。

「そうだ」

 即答でありえない回答。うわー。

「もしかしてMIBとか……?」

 映画で見たことがある。通称『Men In Black』(メン・イン・ブラック)。宇宙人の存在を知られないようにしている正体が不明な連中。で、主演を勤めるウィル・スミスがカッコいい!!ウィル最高!!

 ってな場合じゃなくて。

「そうだ」

 え!!そんなことあっさり言っちゃっていいの?!

 どうやら声に出ていたらしい。

「それはかまわない」

サングラスを外した。マジメな表情だ。

 よく見てみると、この男、高校生くらいだ。スーツを着ているから大人だと思ってた。しかもかなりカッコいい……。

「あははははははは」

「……んだよッ」

 今までの事全てにおいて笑える。学校初日から遅刻して、怪物倒して、カッコいい人に大接近かと思ったら宇宙人関連で。マジウケる。笑いがとまらん。

 相変わらずおにーさんは「ったく…だから嫌なんだよ」と小声で呟いてる。

「ところで、あんたダレ?」笑いをこらえて聞いてみた。まだカオはにやけてるかも。

「いや、説明はいらない」

「へ?」

「お前のさっきの記憶を抹消する」

 あたしはあたりを見回した。さっきと同じところだけどゴキブリがいない。あたしとルカとおにーさんの他の人もいない。何事も無かったのようだ。

「もしかして、みんなにそうしたの?」

いつの間に……。すごい早業。

「そうだ。極秘事項だからな」

 そう言ってポケットから何かを取り出した。ペンライトみたいだ。

「このフラッシュでさっきの事は忘れる。オレのことも」

 こっちに向けた。

「ちょちょちょ、ちょっと待って、その前にあなたのメアド教えて!!」

「ダメだ」

 くそッ!!乙女がこんなイケメンとの出会いを逃すわけにはいかない。

「いーやーだぁああああ!!」

 あたしは叫びながら彼の手からライトをひったくった。そして……逃げる。

「おい、待て!!」追いかけてきた。

 明らかに向こうの足が圧倒的に速く、すぐに追いつかれた。向こうの手が伸びたかと思うと一気に腕をつかまれ、引き止められた。周りから見れば、スーツの彼と液体まみれの女の変人カップルの追いかけっこ。しかも結構凄まじいやつ。一応、私、元バスケ部だし。

「返してくれ」真剣なまなざし。

 やべっ、ときめいてきた。あきらめんぞ!!

「これならどうだ!!」

 あたしはライトを下に落とし、ライトを踏み潰した。これなら秘密を知ってしまったあたしを放っておけないだろう。あたしって大胆。

 これで初対面はサイアク決定。

「あ……」男がため息をつく。「どうしてくれるんだ」

 きゃー!!かっこいい!!

「とにかくあの連れの女の子は大丈夫か見てこい」

「は、はいぃい!!」

 ルカはしばらく気絶していたが、おにーさんに体をゆすられて起きた。

「あ……まつっ」

「こら」

 どうやらルカとおにーさんは初対面ではなさそう。なぜ?まぁ、後でルカにこの人のメアド教えてもらお。

 そう考えているうちに2人はいつの間にか話を終えておにーさんが「じゃあ、あとはよろしく」とルカに言って(ルカだけ!!)その場を去って行ってしまった。あーあ。

「ごめんね、気絶しちゃって」

 ルカが申し訳なさそうに言う。

「いいっていいって。じゃあ、帰ろうか。歩ける?」

「うん」

 聞きたいことはいっぱいあったけどなかなか言えずにいた。2人は静かに歩いていた。それにしてもスカートにこびりついた緑の液体が……ひいぃッ!!もちろん顔のは拭いてある。

 分かれ道で2人は「また明日」と言って別れた。


 時間割をそろえて、やる事を終えた後あたしはベッドで考えていた。

「宇宙人……」

 その時、ノックもせずにお姉ちゃんが部屋に入ってきた。

「ちょっとぉ、お姉ちゃん!!」

「ちょっとはこっちのセリフでしょ!!あんた、今日遅刻したんだって?」

「ま、まあ」

「あんたねぇ、お父さん達がいないからって何でも出来ると思ってんの?お父さんに言いつけるからね!!」

「ひぃい!!それはカンベン!!」

「だと思った。言わない代わりに、私、今日は友達んちに留まってくるから言わないでよね」

「彼氏ぃ?」

「ニヤけないでよ!!そんなんじゃないんだからッ!!」

「あー、顔が赤くなってるぅ。ひひひひひ」

「もうッ!!」

 そう言って部屋を出て行ってしまった。あたしの家はいつも両親が出張の連続で家にいないのがほとんどだ。しかも出張先が海外ばかりなので国際電話は高いから電話のあまりしてこない。お姉ちゃんが大学生ということで親はあたし達の2人暮らしを許している。まあ、今のが現状だってことに両親は気づいていない。今夜はあたし1人。

「何の映画見よっかな」


 今日の朝は普通に電車で行けた。降りて定期を見せる時にうかつにも定期を落としてしまった。

「ああ!!」

 人ごみがすごくてなかなか拾えない。「くそ!!」と嘆く。

「どうぞ」

 その時、1人の美男子(合格)が拾ってくれた。さらさらヘアーがイケてる。

「あ…ありがと」

 思わずぽーっとしてしまった。カッコいい。

「この子か……」

「え?何?」

「ううん、何でもない。じゃあね」

 そう言って去っていった。白馬の王子のように……。まぁ、こんなところで馬に乗ってたらさぞかし迷惑だけど。

「あ!!名前聞くの忘れてたぁ〜!!」


「おはよう」

「おはよう、ルカ。昨日は大丈夫だった?」

「うん、凛ちゃんこそ大丈夫?あんな化け物を蹴り倒して……」

「ういっす!!2人ともおはよう」

「おはよう」「あずちゃんおはよう」

「うえぇ今日から授業だよ」

 もちろん楽しくない授業だった。まあまあ楽しかったのは数学。もちろん授業はさっぱりだったけど先生が面白かった。

「皆さん初めまして」

 そう言いながらホワイトボードを引きずってきた。

「先生、それは何ですか?」と誰かが聞く。

「もちろん『ホワイトボード』ですよ」

 それは誰でもわかる。

「じゃあ、どうしてですか?」

「わたし(男)チョークアレルギーでして……」

 よく先生になる気になったなと思った。

 

 学校帰り。今日は1人だ。みんなを誘おうかなと思ったけれどもあずさは塾直行でルカはもういなかった。ようやく1人で考えれる。昨日のことが頭から離れられないのだ。

『じゃあ、あとはよろしく』

『昨日は大丈夫だった?』

 いろいろな言葉が浮かんでくる。

『凛ちゃんこそ大丈夫?あんな化け物を蹴り倒して……』

 ――あれ?この言葉……

 ルカちゃんは気絶していたはず。

 その時――

「動くな!!」

 後ろから何かを突きつけられている。拳銃?!ああ、こうなるんだったら裏道なんか通らなければ良かった。

「――何?」

読んでいただきありがとうございました。これからも頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします。

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