表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
家族  作者: 木葉 碧
1/1

孤独

あなたは、家族を大切にしていますか?


あなたは、今幸せですか?


私は……


「杏菜!起きなさい!!早くゴミ捨てなさいよ…全く使えない子なんだから…」


「夢か…」


私の名前は、杏菜。名字は、親が離婚して変わったからあんまり名乗りたくないけど…。


「早くしなさい!!」


この人は、私の母親。お父さんに出ていかれて昔より私に当たるようになった。


私の母親は、再婚した。私の妹も出来た。


「全く~アンタが居るとしのちゃんに悪影響だから、早く学校に行きなさい!!」


これは、お母さんの口癖。私の妹、詩乃愛が可愛いから私がじゃまだって…。


「あの、お母さん…集金…。」


「集金?あんたに出すお金何か無いけど?」


私は、あきれたので学校に行く事にした。


「行ってきます…」


今日もいってらっしゃいの声は無い。いつもの事だからなれたけど、さすがに私も悲しいとは思う。


「あら、杏菜ちゃん!朝からお手伝い?偉いわね~」


この人は、近所の村田さん。私がよくお世話になった人だ。


「はい、朝から母が押し付けてきたもので…」


そう言うと、悲しそうな顔でおばさんが


「まだ、虐待受けてるの?本当のお父さんとは?連絡付きそうに無い?」


心配性なおばさんは、いつもきにかけてくれている。


「大丈夫ですよ!慣れっこですから…」


そう言って、おばさんと別れた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ