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はじまりはじまり

この作品はすでに作者の元で完結済みです。出来るだけ更新をしていきたいと思っています。20前で終わるつもりです……。

出会いは、ゴミ捨て場だった。



私は社会人になって、二年前晴れて一人暮らししていた。もちろん、料理はまあまあ好きだし、掃除も好きなほう、たぶん。

穏やかに日々がすぎていく中、ある日とんでもないとこが起きてしまった。


「………@&!?………●§¶……」


横から微かに聞こえる声、その声はなんだか弱々しかった。

只今、夜の11時。飲み会帰り、私はゴミ捨て場の前で止まった。

こんな所に人がいるはずがない。だって11時だし、何よりここは都市から少し離れたところだ。街灯だけがむなしく道路を照らしているだけのところだ。


「……た……て…さ………ぃ」


また、声がした。

私はゆっくり首を回し当たりを伺う。


「……あれ、気のせい?」


360度見渡すが、これと言っ怪しいものは見当たらない。前と後ろも街灯がポツポツ光るのが見えるだけだ。


「……違う……し、た……」

「下?」


微かな声に導かれ素直に横下をみる。


「…………誰?」


そこにはゴミ袋を背もたれにしている金色の髪の外国人だった。瞳は下を向いて見えないが、着ている服装から“異常”であることを私は悟った。

だいたい、ゴミ捨て場で座り込んでいる事態おかしい。


「の、ど…かわい、た…………」

「の、喉?」


私は少し後ろに下がり、観察する。

どうやら、相当喉が乾いているらしい。発せられる声はかすれている。


「あの…お水、飲む?」


私は、なんとなくこのとき「助けなければ」と感じた。

なぜかは知らないけれど。それから、私の平々凡々な生活は消え去っていたのだった。



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