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ステータスが全てでわない  作者: 柿の木
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異世界?

なかなかしんどいですね。

うぅ…意識を失っていたのか…


目を覚まし、身体を動かそうとすると

ものすごい筋肉痛になっていた。

くそっどうなってんだ

ふと時計を見る3時か部屋の中が真っ暗だな

約三時間気絶していたのか

痛む身体を起こし部屋から出る


もともと死んだ親の遺産で暮らしていた俺に家族は、居ない天涯孤独とゆうやつだ

あの激痛のせいで汗でベタベタだ

とりあえず喉が渇いた、水みずっと


コップを取り出し蛇口を捻る

「ん?」

水がでない…おかしいな水道料金払ったはずだけど、壊れてんのかな

まぁいいさ炭酸をのもう


そして冷蔵庫を開けると生臭い

「うえぇ!」

思わず奇声をあげてしまった

冷蔵庫が機能していないだと!

なんてことだ…俺の食料が全滅している…

冷蔵庫も壊れてんのかよ

とりあえず未開封だったスポーツドリンクを飲む

ぬるいじゃん

しかたない

腹も減ったし、冷蔵庫の中も全滅、コンビニに行くか

適当に服着替え玄関を開けると


「えっ…」


玄関を開けるとそこにわ


「ガルゥ?」


巨大なイノシシがいた


もう一度ゆう


「えっ?…」


「ガルゥ?」

小首を傾げてこちらを見つめてくる

これで小さければ可愛らしい感じがするのだが

こいつ全長7.8mはあるじゃん。

冷や汗が頬を伝う


今一度ゆおう

「えっ?…」


「ガルルガァア!」


「そこわガルゥ?じゃねぇのかよ!」


っとツッコミを入れている間にも突進してくるイノシシ

ヤバイ!命の危機を感じ咄嗟に真横に飛ぶ


ガァシャァァン!


ものすごい音をたてて玄関を粉砕する


「やっべぇ」


玄関に突っ込んでうまく身動きができてない

うちに全力で走り出そうとして

イノシシに気を取られていて気付かなかったが

「街が…家がない」

周りに密集してあった住宅地は無くなっていた

かわりに辺り一面草原、岩、草原草原草原

どんだけ草原だよ…


「ガルゥア!」

そうだ、今わ逃げねぇと!


イノシシをチラリと見て全力で草原を駆け抜ける


「はぁ はぁ はぁ」


なんなんだ、どうなってんだよ!

草原ってなんでだよ!

街は?人は?

どうなったんだ!

そんなことを考えつつ命の危機に瀕した俺は全速力で草原を駆けた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「はぁ!はあ!げほげほ!」

どれくらい走っただろう

後ろを見やるともう、俺の家があった場所は見えなくなっていた

フッニート歴三年の俺もまだまだ捨てたもんじゃないな



ここまでくれば大丈夫だろう、そう気軽に考え草原に大の字で寝転がる


とりあえず現状の確認だ

激痛におそわれ、気絶した後イノシシコンビニ行こうとしてイノシシがいた


ふぅ…


わかるか!冷静になるんだ!

よし!

そうだ!ステータスだ!今ヒントになるものわこれしかない!

急いでステータスを意識して見る、普段は左上に三崎翔也と名前が出ているだけだが

名前部分を意識してみるとステータスが眼前に広がる


三崎翔也Level79

『称号』不明

『スキル一覧』

素晴らしき世界 魔を使う者 強欲な者


※身体の変化が終了致しました。


称号は、今だに不明だがスキルは不明でわなくなっていた

スキルか、素晴らしき世界に意識を集中させるとスキルの効果説明が現れる。


スキル『素晴らしき世界』

スキル所有者のイメージを具現化する。

ただしLevelに見合わない物わ具現化できない


夢のようなスキルだが…

こんなのが使えるか疑問だ、そもそも街が消え去り一面草原、巨大なイノシシがいる時点で異常だが

こんな魔法のようなものが使えるとは思わない


それに身体の変化が完了したと書いてあるが変化が感じられない

まぁ、俺もオタクだ憧れる所はある物わ試しイメージしてみるか


目を閉じてイメージする。

今は、とりあえず水だ!飲み物が欲しい!

あとハンバーグ!白米!


べしゃ!


「…」


目のを開けると目の前には、ご飯とハンバーグが確かにあった

どうやら本物?とりあえず使えるようだが

皿をキチンとイメージしなかったせいか地面に直接、ご飯とハンバーグがあった。


うむ、とりあえず使えるようだな


さてとりあえず水だけでも出してみるか

目を閉じて今度は、コップもイメージし水を思い浮かべる、さらにイメージしたものを右手で掴むように出現させるイメージ


ふと目を開けると右手には、コップ中に水が入っていた。

とりあえず使えることは使えるようだな

まだなぜこのような力が使えるのか疑問だが

俺のいた家以外家が見当たらないし

人も見当たらない、明らかに異常だ

まるで小説の中のように異世界に来たみたいだった

いや、本当に異世界に来たのかもしれないな

だとすれば家ごとの異世界召喚になるか

そうだ、地球なわけがない

あんな巨大なイノシシが日本にはいない


もしあんなのが大量に居たら…

そう思うと背筋がゾクっとした

生き残るすべを身につけないと死ぬ

ゲームじゃないんだあのイノシシの突進を受けていたら死んでいた


死にたくない、こんなとこでは死ねない!

アニメの続きを見なくて死ねるわけがない!


絶対に生き残ってやる!

わけがわからないことになっているかも…

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