第7話 暇
今日も短いです。許してっ。あと、エレンの口調がまちまち。
姫によって王城に招かれたはいいもののこれから何をすればいいのかな?
カインは王城に連れてこられた後に、なにやら客室の様な部屋に案内された。姫いわく「カイン様に会いたいと言っている人がいる」とのことらしい。カインは自分に会いたいと重い人に全く心当たりがなかった。
僕に会いたいって思う人はだれなんだろう?入学試験中に煽ってきたソガとかいうやつかな?
[そういえばソガの奴って受かってたの?]
[はい。学園には4個のクラスが存在していて下から{C・B・A・S}となっています。マスターは首席なのでもちろんSクラスですがソガはBクラスのようです。まぁ、Bクラスの首席のようですが。]
[ふーん、そいつってそこそこすごかったんだな。]
[はい。あの学園は一様世界最高峰ですので他の同年代のこと比べるとかなりスゴイほうです。マスターからすれば塵芥に等しいですけど。]
[でもそんな奴がいまここのいる感じもしないし誰だろう?]
[未来予知でもしますか?]
[いいや、ここはだれが来るか楽しみにしておこう。]
[わかりました。]
エアと会話(念話)しているうちに誰かがドアの前に来ているのを感じ取った。
「失礼しまーす。」
そう話していると、なんと前に奴隷から救ったエレンがやってきた。これは想定していなかったな。エレンはドアに入るなり僕の方を見て驚いた。
「もっ、もういらしたんですか?!」
「え?うん。そうだよ。」
さっき”失礼します”って言ってなかったか?
[おそらくそういう癖があるんじゃないでしょうか?今回みたいに”居ないと思っていたけど人がいた”なんてありますし。]
[なるほどね。理解理解。]
「で、では先程の会話も聞かれていたんですか?」
「ん?会話?聞こえてないよ。」
[エア、会話ってあったの?]
[はい。マスターと私が話している間に彼女と彼女の専属執事が会話されていました。聞きますか?]
[いや、けっこうだ。わからないというのも少し面白いし、考察(妄察)もはかどるしな。]
[わかりました。]
「あの〜、もういいですか?」
「あ、うん。ごめん考え事していて。」
[次からエアと会話するときは常に思考加速つけといて。]
[はい。了解しました。]
「べ、別にいいですよ。そ、そんなことよりここには何の用事でいらしたんですか?」
「第三王女に呼ばれて来たんです。あなたは?」
「敬語はいいですのよ。」
「うん、わかったよ。」
「あ、”そんなことできません”とか言われるのかとおもってましたけど。」
「第三王女様にもそう言うように言われたからな。」
「そ、そうなんですの...」
[うん?なんで落ち込んでんの?]
[え?わからないんですか?は〜、これだからマスターは...]
[どういうこと?]
[朴念仁。]
[風評被害がスゴイ!]
[事実ですよ。マスターが悪いんですから。はぁ。]
[え〜どういうこと?]
わけがわからない。朴念仁ってあるだろえーっと...あっ鈍感って意味。でも僕がモテるか普通?
これはマスターわかってないです。エレンさんがかわいそうですね...
「と、とりあえずそんなことはおいて、今からどうします?」
あ、エレンに言われて始めて気付いたが謁見っていつ頃なんだろう?
「なんか遊びしますか?」
「あ〜なにする?」
「そうですねなにしましょう?」
そう言いながらエレンが顎に手をあてる。
「カード・ゲームとかどうだ?」
「”カード・ゲェム”ですか?」
「そう、カード・ゲーム。今回は真剣衰弱でもするか。」
真剣衰弱。それはストレスがたまることで有名なカード・ゲームだ。いちいちその模様の場所を間違えずに覚えていないといけないし、間違えて相手に取られた時後悔は半端ない。なんでそれをするかって?楽しそうだからさ‼
「まずカードをテーブルの上に置く。」
さっき創造で創っておいたカードの束をテーブルの上に置く。
「このカードの束をまらしてテーブルの上に置いて裏の模様を合わせる記憶力が試されるゲームだ。」
「なるほど、ただ記憶力を競う単純明快なゲームですね。」
「そう。難しくもない。ミスった時の後悔はすごいが。」
「これくらいでは間違えませんよ。舐めないでください‼」
指で指しながら僕を上目遣いで見つめてくる。こんなん年頃の男子が見たら襲うだろってぐらいあざとかった。まぁ、本人は無自覚だろうが。
「はいはい。」
適当にあしらっておく。いちいち気にしていたら精神がもたもたない。
「あ〜今、馬鹿にしましたね‼」
「さ〜て、なんのことだか?」
こうして僕とエレンの真剣衰弱が始まった。




