世界設定資料世界編
【界】
全知全能の力を持つ神は数柱存在しており、それぞれが『世界』を所持している。そして神によっては世界を更に『界』と呼ばれる単位に崩している。その中でも一番最初からある界は大きな力を持っており、それを『基本世界』と呼ぶ。仮に支配神が所持している世界を『アグレイシア世界』と呼称するならば、その界は『基本世界』『精霊界』『天界』『魔界』『冥界』『神界』となる。
[基本世界]
地球と同じく、宇宙を起点とした界。しかし違う点があるなら、この基本世界には太陽と月とアグレイシアという星しか存在しないという点である。更に言うなれば月もアグレイシアも神の力によって手動で動かされており、全ての界に共通するが神の力により成り立っている。
[精霊界]
神々が初めに作った界。精霊達が集まる場所であり、精霊王により管理される。決戦後、精霊王は消失したが新しい精霊王が生まれることによって精霊達の平和は守られている。
[天界]
天使が住む地。通常時は天界から天使は出ずに、神々の部下として様々なことをしている。時たまに神々の代行者として基本世界に訪れたり、堕天使として基本世界に住むと決めた天使もいる。とても幻想的な世界であり、この世界へ入る権利を得て天使になるのを夢見る人間もいる。
[魔界]
悪魔が住まう地。その世界に輝きはなく、常に薄暗い。七十二柱の悪魔を中心として魔界は階級によって身分が分けられている。その階級を決めるのは強いから弱いかであり、実力主義がずっと続く地獄のような世界でもある。
[冥界]
死したものが向かう場所。死者は等しくここに来るが、死神の独断によりその魂は四つの区域に分けられる。一つは地獄であり、悪人が集う地。一つは天国であり、常人が集う地。一つは英霊界であり、死した英霊が集う地。一つは神霊界であり、神が如き功績を残したものが集う地。
この中でも神霊界へ行き、神霊となったものは死者でありながら一つの権利を得ることができる。それは全ての世界を行き来できる権利。神の許可を得れば、その他の世界での干渉も許可される。
[神界]
神々が住まう地。この世界も区域分けされており、その中でも最高神である支配神が住う場所は特別である。蛇足になるが世界の記憶もここにある。
【星】
基本世界に存在する星に対しての解説。
[太陽]
常に光り続ける恒星。太陽は支配神により管理されており、そのため決して変化することなく光を発し続ける。
[月]
アグレイシアに周りを回る衛星。
[アグレイシア]
人々が住む惑星。地球と同程度の大きさである。ご都合主義で大地は動かない。太陽や月とは違い、アグレイシアは重要な意味を持つ。アグレイシアは大地からほぼ無尽蔵と言えるほどの魔力が湧き出ており、これを星の魔力という。破壊神が言った星の力とはこのことを指し、事実、星の魔力を使えば神をも倒せる可能性はある。