振り返って、悩みなど
授乳期間、特に生後半年の1番の悩みの種は息子の体重増加がゆるいことだった。日記を見ると常にクヨクヨしており、受診前はいつも体重測定に緊張していた。今思うと、通っていた小児科のドクターがやたらこだわる人だった印象。他の区の検診などで他のドクターや保育士にきくと「いやこれだけ増えてれば別に心配ないよ。増えてるもん」という返答が多かった。母子手帳を見て「ってかなんでこんな頻繁に受診&測定してんの?」とも訊かれていた。測りにきてもいいわよってドクターが言うから測りに行ってました!!!
生後半年経って「1日20グラムずつ増えてない、とか、もうさすがにこだわらなくていいんじゃないか?」と思い始めたが、矢先に件のドクターに「増えが微妙」とまた言われ「この月齢でもまだ気にしないといけないんですか?」と質問したところ「あー、6ヶ月か。うーんそうねー」という曖昧な回答だったので、自分の中でクヨクヨ期間はもう終了とした。離乳食が始まるとぐんぐん体重は増えた。
同じくらい悩んでいたのが息子の便秘だった。今日も出ない、今日も出ない、と日記に書いてある。体重に関しても、この便秘に関しても、ミルクと母乳の不足が原因だったかな、と今になって思う。母乳にあまり重きをおかず、作るのを面倒くさがらずミルクをもっと足せばよかったかもしれない。
そして離乳食開始で完全に解決した。後から私の実母に「便秘は大丈夫?いつも悩んでたよね」と言われるまで忘れていたほど息子は快便体質になっていた。
上記から分かるかと思うが、息子はとにかく離乳食をよく食べた。こちらが止めないと延々食べ続けるほどの食欲だった。多少の好き嫌いはあったが、用意した分ほぼ全部を毎回食べていた。
離乳食を食べないことで悩む家庭が多い印象だったので、この点においてはうちはありがたかった。ちなみに食べ続けるのを止めないとどうなるかと言うと、ケロケロ吐く。完全に許容量を超えるが本人は無自覚なので、そこは親が管理しないといけない。
それと、おしゃぶりに日々助けられた。割とそれで泣く事も減り、月齢が高くなってからは寝入りばなにも一役買い、日中の誤飲防止、外出先での風邪の飛沫感染防止にも。卒乳があっけなかったのもおしゃぶりによるところが大きいかもしれない。1歳をめどにおしゃぶりを卒業するよう育児本には書いてあったが、いきなりではなく徐々にくわえる時間を減らすようにしている。(1歳9ヶ月現在、寝入りばなにはまだ欠かせないでいる)
息子は比較的よく眠る赤ちゃんだったとはいえ、今までの人生、寝るのが大好きでロングスリーパーだった私が育児をするのはやはりきつかった。平日、夜中帰宅した主人に「ちょっと、ちょっとだけ何も考えずに寝させてくれ!」と息子を託して意識を失うように寝ることもあった。とにかく常に、常に、ほぼ24時間息子の安全を確保しなくてはいけない、無意識下でも緊張を強いられるのは精神が削られた。週末のおとな2人体制をいつも待ち侘びていた。
なので、やっと迎えた週末、主人の「ちょっと出かけてくる」「休日出勤いってくる」「ちょっと部屋こもってくる(ゲーム、ギター、写真編集)」などの発言行動は正直かなり絶望だった。終わりの見えない週末のワンオペはキツかった。何時に戻るかを常に把握したかったが、予告された時間の3時間後などにいつも帰宅されていたので言及したところ「予告時間の2時間後まではセーフだと思ってる」と答えられた。諦めて帰宅時刻はきかないようになった。
勿論こちらも「休日出勤お疲れ様」という気持ちもあるし、「仕事でストレス溜まってるだろうし、発散してきなよ」という促しもしている。でもそれは「何時まででもいいわよ」というわけではなく、「この日のワンオペは○時まで。そこまで耐えれば2人体制!!耐えろ私!!」という気持ちがあってこその発言なので、それを蔑ろにされると悲しい事この上無かった。何回か伝えたが理解はされなかった。
産後の1年間で、私が1人で長時間(6時間)自由に出かけたのは秋の飲み会のみだった。主人は「いつでも1人で出かけてきていいんだよ」と言ってはくれるがパッといきなり気軽に誘える友達もいない(結婚したり彼氏がいたり既に友達との予定が入っていたりで声をかけづらい)、専業主婦なので貯金の目減りが気になり交通費や1人参加のイベントやカラオケも考えてしまう……などあり、主人の気持ちはありがたいが、自分の欲に素直に従える環境ではなかった。(いま振り返ると、私は近所の図書館で長時間過ごせば良かったと思う。世界史の勉強をゆっくりできたはずだ。しかしそこまで頭が回っていなかった。)
主人は私の外出・睡眠・入浴を決して中断させない。それが当時も今でもありがたい。息子から目を離し、完全に意識も休めたいときにその環境を保持してくれることに本当に感謝している。だからこそお互い思いやってストレス発散の場を設けるようにしようと思うのだが、しかしやはり欲を言うなら自分のワンオペ時間の終了時刻は把握したいと思う。今(生後1年9ヶ月)でも正直思う。
元々の性格として主人は寛大で「自他ともに特に時間予告や宣言をしなくてもOK。のびのびやろう」、私は厳格に「自他ともに時間予告宣言、厳守して行動」という感じだったんだろうと思う。例えばお風呂なども私は「30分以内にはあがって髪も乾かしてくるね!」と宣言し、主人が「いいよいいよ、ゆっくりしてきな」と言ってくれるということが多々あった。最近は私ももう時間予告せず自由にやっている。
それから「今日1日なにもできなかった。自己嫌悪」という日記はかなりあった。遊び疲れた週明け、小児科に行った翌日、人が遊びに来た翌日などは「買い物・料理・掃除・趣味」が完全にできないことも多かった。主人は仕事に行っているのに私ときたら……と落ち込んだ。まず小さな事でもいいから「今日はこれをやった!」とちまちま書き連ねた。それが前のページの断捨離やゲームクリアの記録となっている。他、作った料理やポケモンGoでゲットしたり進化させたポケモンなどもちまちま日記に書いてある。さらに「今日1日私は息子を無事見守った。おむつも都度変えて、空腹も癒やして、睡眠も見守って、お風呂も入れた。息子は、今日私がいたから無事生きた」と自分を肯定した。主人も「こんなにすくすく元気に育ててくれてありがとう」と口に出して言ってくれるのでこちらの精神はギリギリ保たれている感じである。
産後365日24時間、間違いなく息子はいつでも可愛い。しかしこちらの気力体力が尽きて余裕がなくなると可愛さを味わうどころではなくなる。他の人に愚痴や不安を聞いてもらうとか、育児自体を手伝ってもらうとか、とにかく余裕をつくれる術があるならバンバン活用したほうがいい。余裕ができた時に何をしたいのかも常にリストアップしておくと楽しい。あと子供の動画はたくさん撮っておいた方があとから振り返られる、リアルタイムでは普通と思っていた動作も月齢が高くなるとやらなくなったりする。というのが1年間で分かったことだ。




