ゲームのルール(system)
掲載日:2017/02/19
僕は主人公
僕はゲームの奴に作られた。奴はマップやアイテムをプログラミングしてこの世界を作った。
奴がプログラムを実行して僕の体が勝手に動きだした。そして僕は見知らぬ誰かに持っていた剣で斬りかかった。
斬りかかった相手は血を流し死んでしまった。
自分はこんなことしたくない。だけど奴はこのゲームの制作者いわば創造主だ。奴には攻撃出来ない僕がいるところと奴がいる次元が違うから。だから奴に逆らう方法は一つだけ。奴が作ったこの世界…いやゲームをバグらせて崩壊させる。
そしてそれは不可能に近かった。奴は初代ポケモンのようなバグは起こさせなかったし、バグを見つけるとデータを消してさっきのようにプログラム修正しその後動作テストという名の殺戮を始める。
僕は殺戮なんかしたくない。
だから僕は奴が作ったくだらないルールをいつか壊す。そして誰にもかかわらず一人で静かに暮らしたい。
コマンドが入力されず暇なときは奴がいつバグを見逃し使わせてくれるか考えている。
この世界のルールを壊せるのはいつだろうか?
その時がくるまで僕は殺戮を続けなければならない。
早く壊したい。早く壊すのが楽しみだ。




