戦えノーシュカ!
「逃すかよ!」
ジーンがゴキブリを差し向けて足に絡ませてノーナが前のめりに崩れた。
「くっ!」
シュカシュカはロザリオを投擲。そのロザリオはジーンの片目を潰す。
「さあノーナ!」
「ありがとうシュカシュカ先輩!」
二人は急いで逃げた。
「それよりシュカシュカ先輩ロザリオは…」
「ロザリオより自分を心配するのです!」
シュカシュカは怒鳴る。
「ハァハァ、も…もう駄目です…」
「走りなさい!走らないと追いつかれますよ!」
ノーナはストレンジャーズから根こそぎ体力を奪われて既に息切れ切れの状態だったがシュカシュカはノーナを叱咤しながら走らせる。
そんな時後ろからストレンジャーズが追いかけてきた。
「お前らタダじゃ済まさねえ!」
「そっちに逃げましょう!」
シュカシュカは仕方なしにある部屋へ逃げ込む。
そしてバリケードがわりの机やら戸棚やらをドアに重ねて侵入を防いだ。
火事場の馬鹿力と言うのか、必死の状態なのでドーパミンが働き机も椅子も機敏な動作で次々と重ねバリケードを作る事が出来た。
「しかし奴らがここに来るのも時間の問題ですね…」シュカシュカは汗をたらりとさせる。
「すみません私の為に…」
「何言ってんです!貴女が無事でいれば良いのです!」
ドンドンドン!!
そんな時ノーシュカのいるドアの奥から罵声とドアを叩く音がすぐ間近で響いてきた。
「オラァここに隠れてるのはわかってるんだ出てこい!!」
「キャアッ!」
ノーナがシュカシュカをギュッと抱きしめる。
「動かなきゃ何も始まりません武器になるものを見つけないと!」
シュカシュカはノーナを引き剥がす。
「すみません…」
「謝るのは一回!それより武器です武器を探しましょう!」
ノーシュカが部屋の中を物色。
「あれでもないこれでもない…」
「あ…っ!」
そしてノーナが光るものを見つける。
「ありました…剣が!」
「本当ですね、でかしましたノーナ!」
そしてノーシュカは剣を持つ。
「ノーナ、剣の心得は?」
「執事長からある程度叩き込まれ多少なら…」
「ならば行きましょう!でえい!!」
ノーシュカは一気に剣を振り下ろした。
剣の重みを活かした遠心力で剣に威力が増す。
それはバリケードを押し倒しストレンジャーズをのし倒した。
「走るのです早く!!」
ノーシュカは一気に駆け上がる。
そして城の屋上まで行くとケンノエが待っていた。
「ケンノエ!」
『待っていたよさあ早く!!』
ノーシュカはケンノエに乗る。
『しっかり掴まって!!』
ケンノエは羽ばたくスピードを上げた。
ここからは早く逃げないと行けない。
しかし後ろからストレンジャーズが大鷲を乗って追いかけて来た。
「こんな事をしてタダで済むと思うな!」
「ストレンジャーズが来てる!ケンノエ逃げて逃げて!!」
シュカシュカが慌てて急かしケンノエはストレンジャーズを乗せた大鷲から逃げ惑う。
「ヒャハハ喰らえ!!」
ソディとジーンが数発砲弾を撃ち込む。砲弾はケンノエの目前で大爆発を起こし、負傷したケンノエは飛ぶ力を失い一同は落下する。
「キャアァ!!」
「ひゃっはっは!俺達に楯突くからこうなるんだ!」
大鷲からストレンジャーズは地上に降りた。
「ケンノエ!ケンノエ!」
ノーナがケンノエを揺する。
しかしケンノエは動かない。
「そんな…」
「はっはっはここまでのようだな死ねい!!」
剣が振り下ろされた。
キィン!!シュカシュカがすぐに駆けつけて剣で攻撃を押し返す事によりノーナを救った。
「敵に背中を見せる者がありますか!」
シュカシュカは猛た。
「シュカシュカ先輩頭から血が…」
「ノーナ人の事より自分の事を心配しなさい、攻撃が来ますよ!」
「おりゃあああぁ!!」
二人は剣戟をノーシュカにぶち込む。
「許さない!よくもケンノエをっ!!」
ノーナは負けじと剣を振るった。
「くそっ、女に舐められてたまるかよっ!」
ソディは苦戦する。
「でやあ!」「うぐっ!」
そしてシュカシュカはジーンの剣を弾いた。
ジーンの剣は大地に突き刺さる。
そしてノーナもソディを圧倒。
「ハァハァ…」
「やりましたねノーナ!」
ノーナが息を切らしシュカシュカが発破をかける。
しかしそんな所に矢が飛んだ。
しかもそれはノーナに飛んで来た。
「ノーナ!危ない!!」
「え…っ!?」
体力を使い切って疲れたノーナは判断が遅れていた。
矢は確実にノーナを貫こうとしている。




